覇権主義&帝国主義の1党独裁政権中国は ひたすら軍事力を大規模に増強し、太平洋・インド洋地域を権力で制覇するのが狙いだ!

・21世紀の今後25年間、米国と民主主義同盟諸国にとって、インド洋と太平洋の安定と繁栄こそが最大の外交政策目標だと明言
・米国やその同盟諸国が実現すべき目標として以下のことを記していた。
すべての国がインド洋・太平洋の共通地域へアクセスできることを保証する。
① 同地域での衝突を抑止する、あるいは封じこめる。
② 同地域の安定を脅かす要因を抑止、あるいは打破できる軍事能力を保つ。
③ 同地域に自由民主主義を根付かせ、上記の軍事行動の協調性を高める。
・今やインド洋・太平洋の安全保障が、中国の大規模な軍拡により脅かされているとの警告を発していた。そして、その対策として、米国が同地域での軍事プレゼンスを強め、日本など民主主義諸国との連携を深めることを提言
・中国が軍事力を大規模に増強することは、太平洋・インド洋地域の安全保障を自国にとって有利な方向へ再形成しようと求めていることの例証である。
覇権主義帝国主義の1党独裁政権中国は ひたすら軍事力を大規模に増強し、太平洋・インド洋地域を権力で制覇するのが狙いだ!

〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
中国の軍拡がインド洋、太平洋を揺さぶる
古森義久
2011.01.07 Friday
 
 日本ビジネスプレスの私の連載コラム「国際激流と日本」で書いたアメリカのアジアへの新しい視点についてのレポートの続きです。
 AEIは この報告で、21世紀の今後25年間、米国と民主主義同盟諸国にとって、インド洋と太平洋の安定と繁栄こそが最大の外交政策目標だと明言する。
 同報告は、AEIのマイケル・オースリン研究員が主体となり、米軍のアジア専門家多数の見解を参考にしてまとめられた。
 オースリン氏は、本来は日本の政治や安全保障を専門とする学者だが、最近は研究の対象を広げ、アジア全体の安全保障問題などにも取り組むようになった。
 同報告は、まず米国やその同盟諸国が実現すべき目標として以下のことを記していた。
・ すべての国がインド洋・太平洋の共通地域へアクセスできることを保証する。
・ 同地域での衝突を抑止する、あるいは封じこめる。
・ 同地域の安定を脅かす要因を抑止、あるいは打破できる軍事能力を保つ。
・ 同地域に自由民主主義を根付かせ、上記の軍事行動の協調性を高める。

 このような目標を達成すれば、そのことが米国にとっても、また、日本のような同盟相手にとっても、最も望ましい状態を生むというのである。

 中国の軍拡が脅かすインド洋・太平洋の平和と繁栄:
 ところが、同報告は、今やインド洋・太平洋の安全保障が、中国の大規模な軍拡により脅かされているとの警告を発していた。そして、その対策として、米国が同地域での軍事プレゼンスを強め、日本など民主主義諸国との連携を深めることを提言するのだった。

 同報告には、以下のような趣旨の記述がある。
 「インド洋・太平洋地域の安定を支えてきた米国とその同盟諸国の軍事的優位は、中国による近年の大規模な軍事力増強により、今や失われつつある。中国の軍拡は、地政上の影響力拡大の道具となり、中国の意向を地域諸国に受け入れさせる効果を発揮するようになる」
 「自国への脅威がないにもかかわらず、中国が軍事力を大規模に増強することは、太平洋・インド洋地域の安全保障を自国にとって有利な方向へ再形成しようと求めていることの例証である」

 同報告は、中国の大規模な軍拡の実態として、以下のような例を挙げていた。(つづく)