2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧
・周永康の失脚により江沢民系の石油派は壊滅である。 ・軍のほうは房嶺輝(総参謀部長)と許基亮(軍事委員会副主席)らの天下となるが、彼らは反江沢民派で、むしろ胡錦涛に近い。 ・習近平は王岐山を使って旧江沢民派をおいこむ一方で、胡錦涛派からの「…
・中国全土に吹き荒れた文化大革命の最初のターゲットがチベットだった。 ・チベット人が、文革を挟んで51年から83年の間にどれほど弾圧されたか。 ・抵抗による死者43万2000人、飢餓による死者34万3000人、獄死者17万3000人、処刑死15万7000人、拷問死9万30…
・夥しい犠牲がでたが、この事故で真っ先に逃げたのが船長だった。日本人の美意識からは到底考えられない仕儀だが、なぜ、こうした「先逃」が起きるのか? ・朱子学の先輩だと言ってモラルを吹聴してきた国に、じつは基本的なモラルがないのだ。 ・船内を勝…
・オバマ政権の目玉だったオバマケア――国民皆健康保険制度を蓋明けしたところ、重大な欠陥があったために、延期を強いられて、またよろめいた。 ・2014年春に、プチン大統領がウクライナからクリミアを捥(も)ぎ盗ったが、オバマ大統領は手を拱くばかりだった…
・信憑性のない「河野談話」作文をまだ継承しようというのか? ・事実に目をつぶり、政治決着を急いだ談話の虚構性が一層明確になり、その信頼性が、根本から崩れた。 ・韓国の修正要求を入れ作成された過程が政府の公式の検証で明らかにされた。 意思薄弱で…
・河北省唐山市は渤海湾に突きだした島をさらに海側に埋め立て、240平方キロの「曽妃旬」大工業区と名付けた「大団地」造成を決定したのは2003年。 中国で最初の「エコ都市」の建設と喧伝され、総合的なプロジェクトが開始された。 ・港湾整備は水深…
・「現状の秩序破壊は許されない」「法の支配に随うべきだ」と国務長官、国防長官が声を荒げた。 ・中国の国防高官たちの口から出てくるのは「アメリカ、何するものぞ」と硬直的かつ勇ましく、畏れを知らない傍若無人ぶりだ! ・オバマ大統領は4月下旬の訪…
・セルフ・ヘルプは西洋資本主義の自主自立の精神だ。中村訳の「天ハ自ラ助クルモノヲ助ク」は日本の格言と化している。 ・「一国の価値は、一国を構成する個々人の価値の総体である」はミルの言葉。 ・東アジアには、国家の価値は重視するが、それを構成す…
・イラクのマリキ政権は統治能力がなく、イランも南部のシーア派居住区の防衛を背後から応援しているが、その「聖域保守」だけで精一杯。 ・トルコは、もっとも強くクルドの独立に反対してきたが、情勢の激変、シリアからの難民問題を抱えており、クルド独立…
・マレーシア航空機が撃墜され、それも親露派武装勢力のミサイル攻撃の可能性が強まっているので、オバマ外交は親露派を支援してきたロシアに対する外交攻勢に転じている。 ・対ロ経済制裁の強化を唱えてきたオバマ大統領に対してドイツなどEU諸国は必ずし…
・憲法9条といういささか特異な形態における平和主義という「方法」が問題だ! ・戦争の抑止を米軍に依存していることは間違いない。 ・護憲派の平和主義者は、いかにも温厚、誠実、穏健を演出しても、その背後にあるものを想起すれば、欺瞞的というほかな…
・1960年代、中国は孤立した貧乏大国に過ぎなかったが、毛沢東は核開発に邁進し、成功した段階で、ソ連との国境紛争に及んだ。 ・米国は、敵の敵は味方とばかりに中国に接近し、国連の常任理事国に据えて国交を樹立した。 ・中国は共産主義国家でありな…
・中国に対する米国の野心は、法の支配と個人の権利を少なくとも尊重し、国際的な規範と基準を順守する国にすることだ。中国が開放的になればなるほど、中国は協力的なパートナーになるはずだった。 ・1967年、リチャード・ニクソンは「フォーリン・アフェア…
・BRICSサミットで正式にBRICS銀行の設立が決められた。 ・本店は上海に置かれる。主導権が中国にあることは明らかだ! ・BRICS銀行は各加盟国がなかよく100億ドルを出資する。 ・BRICS銀行は、米英主導のIMF・世銀体制に正面から…
・7月6日午後10時、中国人男、池袋で中国人妻を銃殺した。 ・この夫婦は再婚同士、ともに上海出身だった。 11歳の娘は女の前夫との間に生まれた。 ・再婚相手の男は永住ヴィザを持っていた。 目的は永住権を獲得するための打算だった。 ・犯人の自宅を…
・米国は中国が将来、米国の脅威になると予測しつつも、現在は中国との軍事衝突に巻き込まれるのを避けようとしており、日米間には脅威認識に若干ずれがある。 ・中国はありもしない尖閣問題の棚上げ合意を口実にして、尖閣領海内で無害でない通航を繰り返し…
・日華事変は、何故、戦争ではなく事変なのか? 日本軍が戦う相手が、国家ではなく、国民党の軍隊、共産党の軍隊そして軍閥や共産パルチザンや匪賊だったから事変と言った。 ・大陸の情況は、今のイラクと同様の内乱状態だった。 ・七十七年前、支那の混乱情…
・今や、世界で孤立しているのは中国と韓国だ! ・世界の独立主権国家が当然に有する自衛権を当然に行使する国家であることを、ようやく、日本は世界に示した。 ・日本の戦後体制の異常性からみれば大きな功績と言える。 ・民族移動が繰返され形成された地域…
・中国人民解放軍総参謀部三部3PLAの構成はおよそ10万人とされ、語学の専門家にくわえ、コンピュータ技師、通信暗号解読専門家、数学者らが地域ごと、分野ごとの任務を分担している。 ・米側ケリー国務長官が、はっきりと「ハッカー」攻撃により米国の…
・「死にかけ老人」徐才厚(前軍事委副主任)を逮捕し、獄舎に収監した。 ・昨年来、軍は大好きな宴会も自粛し、マオタイ酒を飲まなくなり、酒造メーカーの株価は暴落、あまった酒は中国国内でも売れ残り、世界市場へ。 ・干大清、黄国柱、叶万勇、張貢献、…
・七十七年前七月七日 日華事変が始まった時の大陸の情況は、内乱状態だった。 ・丁度、クルト人軍やイスラムシーア派軍やイスラム過激派軍などが入り乱れる今のイラクに、アメリカ軍地上部隊が邦人保護や石油地帯の施設保護の為に入った情況に酷似している…
・日本国憲法は昭和21年11月の公布以来一度も改正されていない。ただ、それでは実際問題としていろいろ不都合が生じて、柔軟な解釈が幾度も加えられた。だからこの憲法は長命化したともいえる。 ・これまで、すべて解釈改憲で歩いてきた。過去のいくつも…
・欧州の例をみても、外国人労働者は「移民」の範疇に入るし、滞在期間が切れた外国人を一斉に強制帰国させることは政治的に困難だ。 ・移民受入れ策を論じてきた政府の経済財政諮問会議の大義名分は少子高齢化で停滞する日本経済を活性化させるというが、本…
・米国の新税法FATCAは、テロ対策の一環である。 ・数年の間に多くの富裕層の口座はスイスから逃げた。規制の緩いタックスヘブンや、リヒテンシュタインのようなオフショア市場、ドバイの金融市場など若干の抜け道もあった。 ・中国の富裕層は英国領バ…
・過去10年以上にわたって戦争を行っている米国には、疲れの色がにじみ始めている。 ・北朝鮮やイラクの問題も去った訳ではない」「米海軍にとって部隊規模を考えれば、同時に抑止に動くのは厳しい」 ・アフガニスタンに米軍兵士を1人駐留させておくコス…
・「孔子学院とは孔子に名を借りて中国共産党の宣伝をしている。教育目的を逸脱し子供らの教育に向上に役に立たない」 ・決議案は付帯条件に「もし中国的社会主義を世界に拡大する目的の孔子学院を再開させるのであれば、教材の公開を義務付ける」とした。 …
・人口僅か430万人のニュージーランドに年間250万人もの観光客が押し寄せる。 ・移民政策に寛容な与党・労働党が劣勢で、NZが激変の最中である。 国民党、NZファースト党など「野党連立」に戻る情勢らしい。 政治地図が塗り変わると予測されている…
・検証報告書で最も注目されたのは河野談話が日韓両国の「事前調整」(すり合わせ)の産物で、最終的に韓国大統領の内諾も得ていた事実だ。政治的妥協にせよ「日韓合作」だ! ・最大の争点は、官憲による強制連行の有無であったが、韓国側は慰安婦支援組織の…
・長く続いてきたわが国の「一国平和主義」のモラトリアム体制に一つの突破口が開かれた。 ・「力による現状変更」を図ろうとする事態が次々と生起している。 ・尖閣諸島への中国人活動家の上陸、 中国漁船の海上保安庁巡視船への体当たり、 中国海警局公船…
・膨大な資料や証言を基に裏づけたのが今回の有識者新報告だった。 ・日本の官憲が公式の政策として女性たちを強制連行して「性的奴隷」にしていたというのは出鱈目であって、事実ではない。 ・慰安婦の徴用は実際には民間業者が全面的にあたった。 ・ではなぜ…