チュニジアで政変、キルギスでもおこり、エジプトへ火の粉が飛んで、この波は 必死に報道管制を敷いているが、いずれ本格的に中国へ上陸するだろう!

チュニジアで政変、キルギスでもおこり、エジプトへ火の粉が飛んで、この波は 必死に報道管制を敷いているが、いずれ本格的に中国へ上陸するだろう! 

〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
欧米の銀行買収をはじめた中国 
宮崎正弘
2011.01.31 Monday

 日本の大手企業の株主、森林資源買い占めどころの騒ぎではない。中国は欧米の銀行買収をはじめたうえ、パリやロンドンなど各地に銀行支店開設。
 ドイツで経営不振に陥っている銀行がある。ウエストLB AGだ。ウォールストリート・ジャーナル(1月31日)が伝えるところでは、この銀行への出資を中国開発銀行が熟慮している。町の噂では中国は出資ではなく「買収」を条件に交渉中であるという。
 中国工商銀行は既にパリ、ミラノ、ブリュッセルアムステルダムマドリッドに「支店」を開設したが、先週は米国の銀行の株式80%取得を発表した(東亜銀行に1億4000万ドル)。
 ボルボを買収した中国は、世界の大手企業の買収にも目をつけており、すでに名門クラブメッヅの株式を7%購入している。
 南アフリカが拠点のスタンダード銀行には55億ドルを投じて、株式全体の20%を取得し、中国人が取締役会に進出した。
 これで南サハラ一体からアフリカ全域の中国企業ファイナンスを支える。
 リーマン・ショック以降、中国はCIC(国富ファンド)を経由して老舗のモルガン・スタンレーヘッジファンドの雄、ブラックストーン、英国の名門、バークレイ銀行にも大口出資。これらの背景にあるのはありあまる外貨準備高である。
 公式発表はまだないが、英国でもロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)やロイド銀行グループは北京の出資を期待しているという。
 ウォールストリート・ジャーナルに従えば、中国の出資を熱烈に待ち望んでいるのはスペインとアイスランドの銀行だという。欧米銀行の世界金融支配は終焉を迎えるのか?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
読者の声 どくしゃのこえ DOKUSHANOKOE ドクシャノコエ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪

 (読者の声)中共は内部で混乱が始まると外部に問題を起こして国民の目を外に誘導します。 エジプトの騒擾を報道しないのも、その一環でしょう。
 目をそらす一つが、尖閣攻撃、台湾攻撃です。いよいよ日本は厳戒状態に入りました。国民は最悪に備えなければなりません。もっともっと全国民に危機到来を周知しなければと思います。(東海子)

宮崎正弘のコメント)中国のインターネット監視、グーグルの排斥、そしてツィッターの監視。人手が足りず、ネットカフェは公安が巡回し、家庭のパソコンには検査を自動的にうけるソフト装填を義務づけ、それでも不足なのか、退役軍人、警察OBをフルに動員してネット監視、携帯電話防諜をやっています。
 それでもチュニジアで政変が起こり、キルギスでもおこり、エジプトへ火の粉が飛んで、この波はいずれ本格的に中国へ上陸するでしょう。