陸路で被災地に入れないときには、海から入るしかない。空母および揚陸艦がどうしても必要

三月十一日の東北太平洋地震について、現時点の思いを書いておく。被災地に未だに陸路救援隊が入れないでいる。
陸路で被災地に入れないときには、海から入るしかない。その海から入る手段として、空母および揚陸艦がどうしても必要である。


〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
空母と揚陸艦が必要だ
西村眞悟
2011.03.13 Sunday

 三月十一日の東北太平洋地震について、現時点の思いを書いておく。被災地に未だに陸路救援隊が入れないでいる。それ故、未だ行方不明者の数、死者の数が計数出来ない。ということは、この寒さの中で、何処にどれだけの人が救助を待っているのかを把握できずに三日目を迎えているということだ。

 陸路被災地に入れないときには、海から入るしかない。その海から入る手段として、空母および揚陸艦がどうしても必要である。

現時点においては、海上自衛隊の「おおすみ」や「ましゅう」という輸送艦に、まとまった歩兵部隊と消防レスキュー隊、医師・看護師団を積んで被災沖に急行し、へりで歩兵を被災地に運び、行方不明者捜索と救出に当たらせるべきである。

さらに、今のところ日本にある空母は、アメリカ軍の空母だけだから、アメリカ政府の申し入れを受けて、その空母に、陸自の歩兵部隊、消防のレスキュー隊そして医師・看護師隊を乗せて被災地沖にて、救助救命活動に当たるべきである。

我が海自の「おおすみ」も「ましゅう」も、アメリカの空母も、救助基地と病院の機能をもつ船である。

それを、菅総理は、初めは五千の自衛隊員の出動、翌日へりで見て回ってから五万人規模の出動を指示したという。

翌日、のこのこ被災地の上を飛び回る前に、当日の地震発生直後の津波が陸を襲う映像を総理は観たのか観なかったのか。また彼の、部下の一人として、あの黒い高さ十メートルの津波の映像を観なかったのか。

あの映像を観れば、直ちに、海からの大救助部隊の編成と出動を総理大臣は発令すべきだった。総理も、官房長官も、糊の貼った防災服を着ているが、かっこをつけているだけではないか。彼らの糊の貼った防災服を映像を観る度に、腹立たしい。無念である。

実は、我が国の災害では陸路ではなく、海路からの救出体制の整備は常に教訓として残されてきた。昭和三十二年の伊勢湾台風、平成七年の阪神淡路大震災が記憶に新しい。伊勢湾台風のときは、アメリカ軍のヘリ空母キャサージーが、海からヘリを飛ばして救助に当たってくれた。

阪神淡路大震災のときは、アメリカが空母インディペンデンスの派遣を申し出てくれたが、村山富市馬鹿総理は断った。神戸市も、自衛艦の入港自体に難色を示した。

そして、今、菅○○総理だ。何故か、○○の時に限って大災害が我が国を襲う。

東北地方のみならず、天変地異が、我が国政治を襲っている。天網恢々疎にして漏らさずというべきか。
 
国民の命を守るためにモ、どうしても、戦後政治から脱却しなければならない。

一人でも多くの人々の救出を節に祈りながら、被災した人々に心よりお見舞い申し上げます。