原発は別名「パイプのお化け」とも呼ばれる。約80キロメートルの配管が2万5000ヵ所の溶接場所で保持されているからだ!

・実はこの原発、日本人が将来的なエネルギー政策の一環として導入したわけではない。敗戦国・日本を占領する戦勝国・米国が、強制導入させたものである。
原発立地の世界的条件に照らすと、日本では許可が下りない。日本では今この瞬間、どこで地震が起きても不思議ではない。諸外国では、活断層があるのではという理由だけで、設置が中止となる。まして活断層がひしめく日本列島に設置する等、狂気の沙汰としか思えない!
・国家、すなわち為政者がまず行なわなければならないのは、国民の生命・財産の安全の確保である。一部の利益者の経済的便宜ではない。
地震による想定外の縦揺れが発生した場合、溶接部、特に原子炉との接合部がギロチン切断されることも、以前から専門家によって指摘されていた。
原発の場合、約80キロメートルの配管を人為的に適宜交換しない限り、時の経過とともに、すべてが死の危険界へと入る。原発建築以来検査していない箇所が、すべての原発にある!
原発の場合、この事故の起きたところでは157気圧、320度もの熱水が流れる。特殊合金でできたパイプも常に腐食摩耗し、肉厚2センチメートルが20年も持たなかったのである。約80キロメートルの配管を日々チェックするのは不可能に近い。
・80キロメートルの配管を適宜交換しない限り運転は無理! 原発は別名「パイプのお化け」とも呼ばれる。約80キロメートルの配管が2万5000ヵ所の溶接場所で保持されているからだ! 40年も経過すれば、交換しきれない弱い配管箇所はいくつに及ぶのか?

〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
 原発を設置するに当たっては、当然だが綿密なシミュレーションを行う。しかしその公表はされない。地質調査結果を偽造したケースも報告されている。地震多発地帯と原発の位置関係を、再度、日本地図で確認して欲しい。例えば東海ベルトの真ん中に位置する浜岡原発は、すぐにでも解体すべきだろう。
そもそも原発立地の世界的条件に照らすと、日本では許可が下りない。日本では今この瞬間、どこで地震が起きても不思議ではない。諸外国では、活断層があるのではという理由だけで、設置が中止となる。まして活断層がひしめく日本列島に設置する等、狂気の沙汰としか思えない。
 ところが正力氏やそれにつながる「戦犯」だった特高警察等の人脈らが日本の中枢で復活し暗躍。米国の強力な後押しで、日本に「原発銀座」を築いていった。  しかし彼は最初の会合で、何と「原子力は知らない」と発言している。敗戦後の日本は原子力の研究なんてタブーであり、GHQから禁止されていたのだ。当時の鳩山首相原発等、寝耳に水だった。
 その走狗として暗躍したのが、CIA(米中央情報局)の工作員「ポダム」こと、初代原子力委員長でもあった正力松太郎氏である(初代科学庁長官にも就任)。ちなみにその委員の一人に、物理学でノーベル賞をもらった湯川秀樹博士がいた(委員会参与)。

 実はこの原発、日本人が将来的なエネルギー政策の一環として導入したわけではない。敗戦国・日本を占領する戦勝国・米国が、強制導入させたものである。
 ここに日本人にかけられた壮大なマインドコントロールが読み取れる。日本には55基の原発が存在するが、そもそもなぜ、地震列島・日本にこれだけの原発が設置されたのだろうか? 
 事故等で開発費がどれだけ増加しようとも、原発開発費はすべて「総括原価方式」が採用される電気料金へと上乗せすればいいからだ。失敗して開発費を注ぎ込んだ分だけ、逆に儲かるという皮肉な構図がそこにある。
 ちなみに「もんじゅ」は、水の代わりにただでさえ取り扱いが難しいナトリウムを使っており、世界で最も危険な原子炉であることも付け加えておきたい。この型を推進しているのは、なぜか日本だけである。その理由は明快だ。
① 原発建設に伴う直接的な経済的利益。 ② 総括原価方式で電気を独占して高く売ることによる膨大な利益。特に日本にはないウラン燃料売却関連利益。
③ 平時における恐喝による米国債の購入、政策同調への強制。人工衛星からのプラズマ兵器(気象兵器)により、いつでも人工地震を発生させる攻撃が可能。 ④ 「人類10億人奴隷化施策」という目標の一環としての原発暴走による、日本人の民族浄化

 国家、すなわち為政者がまず行なわなければならないのは、国民の生命・財産の安全の確保である。一部の利益者の経済的便宜ではない。原発にも利権のために本当の情報を隠す、先の抗ガン剤と同じ構造がある。
 浜岡が暴走すれば、東海ベルト地帯を中心に、数百万人もの犠牲者が出てもおかしくない。だからこそ、そろそろ原発を、いかに安全に解体するかという実行段階に移らなければならないのではないか。
 地震による想定外の縦揺れが発生した場合、溶接部、特に原子炉との接合部がギロチン切断されることも、以前から専門家によって指摘されていたことを付記しておきたい。

 60兆個の生きた細胞一つひとつの血管なら、口養生で新陳代謝して再生する道があるが、原発の場合、約80キロメートルの配管を人為的に適宜交換しない限り、時の経過とともに、すべてが死の危険界へと入る。
 実際、建築以来検査していない箇所が、すべての原発にあるそうだ。それはまるで食生活が悪くて、栄養と酸素を運ぶ血管が老化・硬化し、突然破断、クモ膜下出血あるいはハートアタックで死ぬようなものだ。

 ところが原発の場合、この事故の起きたところでは157気圧、320度もの熱水が流れる。特殊合金でできたパイプも常に腐食摩耗し、2センチメートルが20年待たなかったのである。約80キロメートルの配管を日々チェックするのは不可能に近い。
 ホール現象で穴が開き、熱水が噴出した玄海原発のパイプは直径20センチメートルで、管の肉厚は2センチメートルもあった。流水で穴が開くという現象は、常識的に考えにくい。
 80キロメートルの配管を適宜交換しない限り運転は無理原発は別名「パイプのお化け」とも呼ばれる。約80キロメートルの配管が2万5000ヵ所の溶接場所で保持されているからだ。
 海水が変わるのに5年を要する瀬戸内海に、この原発ができれば、祝島の島民500人だけの生存問題ではなくなる。瀬戸内海は確実に死の海と化すだろう。
 全国55基の原発から排出される汚染暖流が、中長期的にどのような影響を日本列島におよぼすのか、誰も口にしない。 現在、海の「多様種スポット」とも言われる瀬戸内海祝島沖に、新たな原発建設が進んでいる。
 しかも管内が有機物で汚染しないよう塩素濃度を上げている。原子炉を運転している限り、自然界にないこの「高塩素汚染暖流」が生起するから時間の経過とともに周辺海域の生体を限りなく破壊することは自明の理だ。
 ちなみに原発は、大量に発生する熱エネルギーの三分の一しか電力へと転化できず、非効率極まりない。100万キロワットの発電所であれば、200万キロワット相当の熱水を排水溝から常時排出している。
 これを逆思考すると、水さえ断てば空炊き釜の状態となり、原子炉融解、つまり暴走する。ある程度以上の地震、あるいは津波原発を襲い、たとえハイレベルな耐震設計による原子炉そのものが損害を受けなくとも、複雑なシステムが損傷すれば大事故へとつながりかねない。冷却水もその一つに過ぎないのだ
 原子炉内における核分裂が臨界点を超えると、これを止める手段は水しかない。万一の際には原子炉内も建物内も、水で一気に満杯にするわけだ。このため、大半の原発は海辺に建てられる。
 その後の菅直人首相のふてくされたような対応ぶりを見ますと、その疑いを濃くします。私は、本書で池田氏の指摘していることが「日本つぶし」の計画の一環として実施された可能性が高いと見ています。
 「地震が来たら壊れても仕方がない」と誰もが思う福島第一原発を狙って、地震直後の停電状態の中で爆発物を仕掛けた人間たちがいたはず、というのが私の分析です。もちろん、それが事実だったとしてもどうにもできませんが、政府中枢や東電の首脳レベルはその可能性を感じているに違いありません。
 そうした廃棄物の有効利用の先にある劣化ウラン弾等による放射線汚染で、現在、イラクの多くの子供たちが被爆・死亡している。地球上の人間を10億人にまで減らしたい彼らにとって、生産地と消費地の両方においてその目的を確実に、さらに継続的に達成し得る最高の手段として映っているのかもしれない
 青森県上北郡六ヶ所村の再処理施設周辺の放射能汚染が刻一刻と増加している事実も、都合が悪いという理由からマスメディアで報道されないだけの話だ。
 どう考えても、その保管容器が1万年以上持つとは思えない。コンクリートも鉄も、強い放射線に晒されると50年持たないだろう。このままでは地震ひとつで、人間の住めない大汚染地帯が、時間とともに拡大していく。
 そこまでの事態にならなくとも、通常発電で排出し続け、増え続ける一方の放射能汚染物質を無毒化することは、現代科学では不可能であり、単に容器をコンクリート詰めにして地下に保管しているに過ぎない。