・原子炉建屋の汚染水は既に、地下水経由で海に漏れ出ている可能性が高い! どこから漏れ出ているかが、目で見えないため、確認されていないだけのことだ!

ストロンチウム90が地下水から検出されたということは、水に溶けるためにはアルカリ性になる必要があって、その方法のひとつが、床のコンクリートと反応するとアルカリ性になる。  
 コンクリートまで燃料がいって、地下水までしみ出しているものとされる。
・原子炉建屋の汚染水は既に、地下水経由で海に漏れ出ている可能性が高い! どこから漏れ出ているかが、目で見えないため、確認されていないだけのことだ!



〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
6月23日 2号機原子炉建屋の汚染水処理とストロンチウム90検出について
小出裕章モーニングバード))

内容(要約)
■「福島第一原発2号機の原子炉建屋に貯まる放射性汚染水処理の解決策は?」との質問への小出裕章氏の答え。

・真っ先にやらなければいけなかったことは、汚染水を速やかに原発からどかすこと。本当であれば、今この瞬間にも何とかしなければいけない。もっと前に何とかしなければいけないという課題だった。
・その課題は実はもう一つ重要なことをもっていて、あの汚染水があるがために作業員たちは猛烈な被ばくをしなければいけない。
・メガフロートを連れてくると言っても、1万トンしか入らない。いくらやってもそんなものダメ。分かりきってる。
・私としては(汚染水が)11万トンあるなら、それを全部どけるということが必要だと思っているので、そのための唯一の方策は巨大タンカーだということは2か月前から提案してる。それを もしやってくれているのであれば、少なくとも汚染水の問題は解決できて、他の作業に集中できたはず。

■「ストロンチウム90が地下水から検出された件について」(玉川徹氏が説明)
(小出氏の見解)
 建屋の外に出たものは、通常、酸性で水になかなか溶けない。  水に溶けるためにはアルカリ性になる必要があって、その方法のひとつが、床のコンクリートと反応するとアルカリ性になる。  コンクリートまで燃料がいって、地下水までしみ出しているので、一刻も早く地下ダムをつくらないといけない。