日本の海の主権を堅持するため、海上保安庁の武器使用の条件緩和も含めた内部規則の改正を積極的に検討せよ!

・韓国の事件は人ごとではない。無法を許さず、日本の海洋主権を守るために海上警察権の強化を急げ!
韓国海洋警察は15日、今後、「船員が武器で抵抗したら、制圧目的で発砲できる」との方針を決めた。
・ 日本で海上保安庁が摘発した中国漁船は2011年は4件だが、韓国で取り締まりが強化されれば日本近海に舳先(へさき)を向ける恐れが強い。
日本の甘い姿勢では、中国漁船は増長し、凶暴化する一方だ!
・武器以外の催涙弾や放水銃だけでは凶暴化する無法な漁船に対抗できない場合もあるので、逆につけ込まれることもある。 日本の海の主権を堅持するため、海上保安庁の武器使用の条件緩和も含めた内部規則の改正を積極的に検討せよ!







〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
中国漁船凶暴化 日本も取締り強化を急げ
2011.12.18 03:11 [主張]
 韓国沖で違法操業中の中国漁船の船長が韓国海洋警察官2人を殺傷して逮捕された事件は、漁船の凶暴化に加え、公船も含めて海洋規範を無視し続ける中国の姿勢を浮き彫りにした。
 韓国領海や排他的経済水域EEZ)内で中国漁船の違法操業は常態化し、鉄パイプや斧(おの)で武装し、10隻以上を綱で結ぶなど計画的で凶暴化が目立つという。日本でも昨年、尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に体当たりする事件が起きた。  韓国の事件は人ごとではない。無法を許さず、日本の海洋主権を守るために海上警察権の強化を急ぐべきだ。
 韓国海洋警察は15日、漁船の船長を殺人容疑で、漁船員8人を特殊公務執行妨害容疑で逮捕した。   また今後、「船員が武器で抵抗したら、制圧目的で発砲できる」との方針を決めた。
 凶器は刃渡り17センチの刃物と発表された。  逮捕は当たり前だ。韓国側の抗議からまる1日たって、やっと「遺憾の意」を示した中国政府の対応も国民の怒りを募らせ、国際社会の不信を強めている。
 韓国当局によれば、黄海内の領海やEEZで拿捕(だほ)された漁船は昨年までの4年間で1746隻にのぼる。2008年にも、激しい抵抗を受けた海洋警察官が海に転落して死亡する事件があった。
 中国外務省は「不法操業防止に向け、漁民の教育や漁船の管理策を強化してきた」と説明するが、まるで裏腹の実態が問題だ。
 日本で海上保安庁が摘発した中国漁船は今年は4件だが、韓国で取り締まりが強化されれば日本近海に舳先(へさき)を向ける恐れが強い。
 尖閣沖の事件では、海保が公務執行妨害容疑で逮捕した中国人船長を那覇地検が処分保留で釈放した。甘い姿勢では、中国漁船は増長し、凶暴化する一方だ。
 海保の巡視船は機銃を備え、海上保安官は拳銃を携帯している。海保は今年8月、警察力強化へ向けた中間まとめを発表したが、武器使用については「相手方の抵抗の度合いに応じて対応する」として、基本要件の枠組みは変更しないとしている。

 武器以外の催涙弾や放水銃だけでは凶暴化する無法な漁船に対抗できない場合もあろう。逆につけ込まれることもある。海の主権を堅持するため、武器使用の条件緩和も含めた内部規則の改正を積極的に検討すべきだ。