中韓両国が日本に対して狼藉を働くのは、両国に対して背骨が通った態度をとることなく媚びてきた日本人が両国を増長させて、災いを招いたのだ!
・日韓国交正常化の頃、韓国の高官や学者は 日本時代に教育を受けた人々だったから、節度をわきまえていた。「慰安婦(ウイアンプ)」や、竹島が話題になることはなかった。
・中韓両国ではこの2000年以上、王朝が交替するごとに、民衆を恣(ほしいまま)に収奪して、苛斂誅求をきわめたために、国民が自己保全の技に熟達して、自分勝手に振る舞い、公共精神を欠いてきた。
・中国も韓国も、日本以外の外国に対しては、節度をわきまえて振る舞う。日本だけを侮りの対象としている。
・中韓両国が日本に対して狼藉を働くのは、両国に対して背骨が通った態度をとることなく媚びてきた、醜い日本人が咎を負うべきだ! 両国を増長させて、災いを招いたのだ!
・野田首相がウラジオストクのアジア太平洋経済協力会議首脳会談で竹島に不法上陸したうえに、天皇陛下を侮辱する暴言を弄した李明博大統領に満面諂い笑いを浮べながら、手を差し出して、握手を交した。 これが媚びと見られる最悪の行為だ!
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中韓両国を増長させた醜い日本人
加瀬英明 2012.11.17
私は中国、韓国とこのあいだまで親しくしたが、中韓両国が日本に対する態度を豹変させたのには、狐に抓まれたような気がする。
私が日韓国交正常化前年の昭和39年に、はじめて訪韓した時は、27歳だった。 時事通信社特派員の肩書を借りて、ソウルに入った。 あのころは、日本人は珍しかった。
土間の飲み屋(ポージャンマチヤ)に入って、日本人だと分かると、全員が競って奢ってくれた。 深夜に郊外からバスに乗ったところ、乗客が喜んで、都心に着くまで日本の歌を合唱してくれた。
その後、韓国に通って、高官や学者や新聞社や、テレビ局経営者と親しくなったが、みな日韓関係を親しいものとすることを、強く願っていた。
日本時代に教育を受けた人々だったから、節度をわきまえていた。「慰安婦(ウイアンプ)」や、竹島が話題になることはなかった。
中国を昭和54年にはじめて訪れたが、李達副参謀総長が北京の人民大会堂で、歓迎晩餐会を催してくれた。 李達老人は毛沢東主席の戦友として知られたが、日本が防衛費にGNP(国民総生産)の3パーセントをあてるべきだと力説したかたわら、日米安保条約を高く評価した。
華国鋒時代だったが、中国はソ連の脅威に怯えていた。その後、10数年にわたって中国にしばしば招かれて、歓待された。
この20年ほど、韓国のマスコミによって大江健三郎氏や、河野洋平元衆議院議長などが、「良心的日本人(ヤンシムチョギ・イルボンサラム)」と呼ばれて賞賛されるかたわら、私や、同志の藤岡信勝教授が「極右(ゴクウ)」ときめつけられて、非難を浴びている。
韓国のテレビの取材を受けると、日本会議といえば穏健な組織であるのに、「極右団体(ゴクウダンツエ)」の幹部として紹介される。 「新しい歴史教科書をつくる会」は、歴史を歪曲するやはり極右団体となる。
私は中国、韓国について、日本とまったく国柄が異なるから、友好や、親善関係を結ぶことが困難だと論じてきた。 中韓両国ではこの2000年以上、王朝が交替するごとに、民衆を恣(ほしいまま)に収奪して、苛斂誅求をきわめたために、国民が自己保全の技に熟達して、自分勝手に振る舞い、公共精神を欠いてきた。
9月に、中国全土において反日暴動が荒れ狂った。 官製というか、漢製デモから始まったが、間違うと政権に歯向かうので、当局が急ブレーキを踏んだ。
韓国人は感情が激しい。 韓国で葬儀に招かれた時に、遺族が「声のかぎりに泣く(クゲ・ウルブチタ)」といって、天も地も裂けよと号泣するのに、異郷にきたのだと実感した。
韓国人は日常の恨(コン)を晴らすために、感情を爆発させる。 男たちは「一緒に死ぬまで飲もう!(マシゴ・ハムケ・チュプチャ)」といって、威勢よく杯を挙げる。
ビールの杯にショット・グラスに注いだウイスキーを沈めて、ラップで覆い、よく振ってから穴をあけると、勢いよく噴き出るのを呷る。 「射精酒(サジョンチュ)」と呼ぶが、頭からビショ濡れになって、泥酔するまで飲む。
だが、中韓両国が日本を足蹴にして、平然としているのについて、中国や、韓国を責めるのは間違っている。
中国も韓国も、日本以外の外国に対しては、節度をわきまえて振る舞う。日本だけを侮りの対象としている。
野田首相がウラジオストクのアジア太平洋経済協力会議首脳会談で李明博大統領と隣席となると、李大統領にこちらから満面諂い笑いを浮べながら、手を差し出して、握手を交した。 李大統領は竹島に不法上陸したうえに、天皇陛下を侮辱する暴言を弄した。
日本の首相から握手を求めては、けつしてならなかった。先方から手を差し出したのであれば、硬い表情を崩すことなく、不承無承受けるべきだった。
中韓両国が日本に対して狼藉を働くのは、両国に対して背骨が通った態度をとることなく媚びてきた、醜い日本人が咎を負うべきである。両国を増長させて、災いを招いたのだ。