・これは全日本に対する脅迫であり殺戮である。

・「イスラム国」の、人質にした二人の我が国民の首を切るという恫喝要求。 そして、遂に一人の首を切り落としたらしい。
・これは全日本に対する脅迫であり殺戮である。
・これを戦争という。 それも、Other Than War・・・「戦争でないようで戦争であり戦争であるようで戦争ではない戦争」だ。
・記者会見をするならば、拘束されてから、「イスラム国」から妻に接触があったようである妻がすべきではないか。
・兵士の送り出しに理解を示し便宜を図る大学教授や組織がある。これらの人物や組織の概要を明らかにされたい。
・国民はこれら「専門家」の素性を知ってからマスコミでの意見を聞くべきである。







〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
OTW(Other Than War)    
西村眞悟  2015.01.27
 この度の「イスラム国」の、人質にした二人の我が国民の首を切るという恫喝要求。 そして、遂に一人の首を切り落としたらしい。
 これは全日本に対する脅迫であり殺戮である。
 これを戦争という。 それも、Other Than War・・・「戦争でないようで戦争であり戦争であるようで戦争ではない戦争」だ。
 よって、現在は、安倍総理すなわち「コマンダー イン チーフ」の決断をとやかく言わずにサポートする。
 その上で、内閣のスポークスマンである官房長官に、以下、注文するとともに、総理に苦言を呈する。
まず官房長官
(1)人質の一人であるジャーナリストの母親が、外国人特派員協会で「奇怪なこと」を言っていたが、この母親の外国人特派員協会での記者会見をセットした組織と中心人物、そしてその背景を具体的に国民に知らされたい。
 この母親は、記者会見で憲法9条原子力発電を持ち出して「イスラム国」への恭順の意を伝えていたが、これは即ち、憲法の「解釈改憲」や「原発推進」の安倍政権への非難であり、「イスラム国」のナイフ男が言っていた、日本国民からの「日本政府に対する圧力」である。
 しかし、これ以降のマスコミは、母親の発言のこの部分は放送せず、「母親の子を心配する心情」のみを放送している。 これによって、国民には、この母親登場の本質が分からなくなっている。 この情報自主規制は何故行われているのか。
  また、この母親は、20日の「イスラム国」の殺害警告から急に息子の心配を始めた様子である。 昨年に「イスラム国」に息子が拘留されてからも息子の妻の名も知らず会ってもいないようである。
 この息子は17、8歳ではなく既に40歳を過ぎており、彼が「イスラム国」に拘束されてからは、「イスラム国」から妻に接触があったようである。
  従って、記者会見をするならば、この伴侶である妻がすべきではないか。以上、この母親の登場は、発言も含めて奇怪すぎる。
(2)我が国内には「イスラム国」の兵士になりたい者がおり、此に呼応して、兵士の送り出しに理解を示し便宜を図る大学教授や組織がある。これらの人物や組織の概要を明らかにされたい。
 何故なら、こういう人物が中東や「イスラム国」の「専門家」と称してマスコミに続々登場してきていると感じるからである。
 これは即ち、これは「イスラム国」のナイフ男が言う誤った世論形成による「日本政府への圧力」工作であり日本国民の洗脳ではないか。
  従って、国民はこれら「専門家」の素性を知ってからマスコミでの意見を聞くべきである。
 さて、最後に苦言を申しておく。安倍内閣安倍総理は、昨年に彼ら二人が「イスラム国」に身柄を拘束されて連れ去られてから、1月20日の殺人警告まで、一体、何をしていたのか。
彼らを救助しようとしていたのか、放置していたのか、どっちだ!
中東諸国の在外公館は何をしていたのか。 安倍内閣は、在外公館に何を指示したのか。 丁度この間、安倍内閣は外務省をして、北朝鮮に拉致された国民の救出交渉と称して5月からストックフォルムや平壌北朝鮮と交渉を重ねてきた。
 そして、国民に救出の期待を持たせた上で、10月末には北朝鮮に「拉致問題は日本の最重要の国家的課題」であると伝達したと国民に告げた。
 しかし、翌11月には、この「最重要の国家的課題」をけろりと無視して解散総選挙を行い、総選挙の争点に拉致被害者救出を掲げることもなく、現在に至るも拉致問題に触れることはない。
 つまり、安倍内閣は、拉致被害者を放置していたのだ!
  安倍内閣が、安倍晋三総理が、拉致被害者救出に本気で取り組んでいたならば、日本人が「イスラム国」に連れ去られたことが判明すれば、打てば響くように、彼らの救出に乗り出していたはずだ。
何故なら、この二つは、同じ同胞の命の救出であるからだ。結局、安倍内閣も、北朝鮮による拉致問題や「イスラム国」による邦人勾留の本質が、ともに「戦争」であるということが理解できない国民を放置することしかできない無責任な「戦後体制内生物」ではないか。
安倍晋三君も、村山富市と変わらないではないか。 それで安倍談話も村山談話と整合性を取ろうとしている訳が分かった。
  戦後体制からの脱却を言った安倍氏自身がこの程度だ、そうならば、外国人特派員協会で「憲法9条を守ってます」と記者会見していたあの母親の方が、よっぽど正直で良いよ。
  従って、安倍総理官房長官も、今度記者会見で、我々は「人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意しています」と、「イスラム国」と拉致被害者とその家族そして首を切られた人質の家族に向かって言ったらどうか。
イスラム国」のナイフ男は、笑わないと思う。絶句するのではないか。