「ついに尖閣に軍艦を寄せてきた中国の行動はこれまでよりエスカレーション!」

・中国とロシアの軍艦が 9日、尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺の接続水域に入った。
・「中露の協調があったのかどうか?」
・「ついに尖閣に軍艦を寄せてきた中国の行動はこれまでよりエスカレーション!」
・「海上自衛隊と米海軍が海域を支配する能力があることや断固たる態度を示せば、違法な侵攻に対する抑止力となる」







〜〜〜関連情報(参考)〜〜〜
2016.6.9 19:59更新   【「正論」洲本講演会】
「中国の行動はこれまでよりエスカレーションしている」
 ジェームス・E・アワー氏講演
「日米同盟新時代の構築」と題し講演する米ヴァンダービルト大学名誉教授のジェームス・E・アワー氏=9日午後、兵庫県洲本市柿平博文撮影)
 全国縦断「正論」洲本講演会(産経新聞社、月刊「正論」など主催)が9日、兵庫県洲本市ホテルニューアワジで開かれ、第31回「正論大賞」を受賞した米ヴァンダービルト大名誉教授のジェームス・E・アワー氏が「日米同盟新時代の構築」と題して講演した。
 アワー氏は、中国とロシアの軍艦がこの日、尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺の接続水域に入ったことに言及。「中露の協調があったのかどうかはわからないが、中国の行動はこれまでよりエスカレーションしている」と述べ、緊張を高める中国への警戒を促した。
 そのうえで、冷戦時代にソ連潜水艦を封じ込めた日米の哨戒機による監視協力を解説。
 中国の海洋進出に対し「海上自衛隊と米海軍が海域を支配する能力があることや断固たる態度を示せば、違法な侵攻に対する抑止力となる」と述べた。