農水省の防疫指針には、方針の第一は国内侵入防止を明記しているが、内容は何も規定していない。

・三条 健です。
・宮崎県の口蹄疫は拡大の一途をたどっていて、異常事態宣言が発行された。
農水省発行の「口蹄疫 防疫指針」では、基本方針の第一には「本病の発生国からの病原体の侵入を防止すること」と明記されてはいるが、指針には、国内で発生したあとの事項のみが記載されていて、海外からの侵入防止の作業は 何も規定されてはいない。
つまり、国内に入る予防は 全く無防備の指針になっている。
方針には侵入防止としていても、実質は 国内侵入は指をくわえて待っている形となっていることが、不十分である。
侵入防止の実施するべきことは多々あるはずだ!!

 

〜〜〜関連情報〜〜〜

口蹄疫 防疫指針 <農水省発行>
第1 基本方針
本病の防疫対策は、第一に本病の発生国からの病原体の侵入を防止すること、
第二に本病が発生した場合にはその被害を最小限にくい止めることが基本となる