もっとも恐ろしく国益を損なうのは 確たる自己の強い意思をもっていない付和雷同する不適格人間が首相の坐に居すわり続けていることだ!

・三条 健です。 
・3党連立は崩壊した。社民党の政権からの離脱は至極当然だ。 毎日新聞世論調査では首相が責任を取り退陣すべきだと答えた人は6割近くに達したとのことである。
・またまた鳩山へ上塗りされた失望感は「党首を罷免しながら連立維持への期待を表明し続けた首相の感覚」だ! この感覚は精神分裂的だ!
社民党側にも異常な議員が多数いるのことも恐ろしい。このけじめの無さは何か? 精神分裂的な議員が民主党にも、社民党にも多いということが 非常に不気味で怖い。
・安全保障、予算の規模、郵政改革などこれまで、少数政党にここまで揺さぶられる政党も 珍しいし、恐ろしい。
・もっとも恐ろしく国益を損なうのは 確たる自己の強い意思をもっていない付和雷同する不適格人間が首相の坐に居すわり続けていることだ!


〜〜〜メディア報道の一部<参考>〜〜〜

社説:社民党連立離脱 政権の窮状は極まった:
 政権は一層、窮地に立たされた。米軍普天間飛行場沖縄県辺野古周辺に移設する政府方針に反対したため福島瑞穂党首が閣僚を罷免された社民党鳩山内閣からの離脱を決め、3党連立は崩壊した。

 沖縄基地問題という党の看板とも言える政策で鳩山由紀夫首相に党首がクビを切られたのだから、政権からの離脱は至極当然だ。日米合意を受け毎日新聞が実施した世論調査では首相が責任を取り退陣すべきだと答えた人は6割近くに達しており、迷走への国民の怒りは強い。このまま参院選に突入するか、内閣は重大な局面を迎えた。

 福島党首の閣僚罷免劇まで、社民党には連立残留を求める声が強かった。それでも離脱に踏み切ったのは「私を罷免することは社民党を切り捨てることだ」との論理にそれなりに筋が通っていたためだ。基本政策がここまで食い違った以上、同じ政権に居続けることなど到底、許される状況ではなかった。

 一方で、党首を罷免しながら連立維持への期待を表明し続けた首相の感覚を疑ってしまう。社民党が政権を離脱しながら参院選選挙協力については民主党と協議を継続しようというのも不可解だ。これでは社民党のけじめも問われよう。

 衆院選民主党圧勝を受け発足した鳩山内閣だが、安全保障、予算の規模、郵政改革などこれまで社民、国民新両党の主張に振り回される印象を与えた。基本政策のすり合わせが不十分なまま連立を組み、参院の多数確保や参院選選挙協力を重視したひずみが出た。

 終盤国会にしても民主党国民新党が強く求める郵政改革法案の会期内成立に固執し、衆院委員会の審議わずか1日で採決を強行する愚挙に踏み切った。国民新党との協力に伴う郵政票の行方ばかりが頭にあるとみられても仕方あるまい。

 「最低でも県外」といったん言いながら地元の頭越しに辺野古周辺への移設を決めた首相への国民の評価は厳しい。世論調査で退陣を求める人が過半数を占めただけでなく、内閣支持率20%は衆院選直前の麻生内閣に近い低水準だ。琉球新報と合同で実施した沖縄県民に対する世論調査では辺野古移設に賛成する人は6%、内閣支持率は8%に過ぎない。一連の迷走が首相の資質への疑問を急速に深めている事態を重く受け止めなければならない。

 民主党内には、このままでは参院選は乗り切れないとの危機感から、首相の退陣を求める声がここにきて公然と出始めている。首相自らが招いた事態だが、すべてが「選挙目当て」の原理で動く党の状況も一方で深刻である。