昨年の衆議院選挙前に言っていたが、小沢が首相になれば、20兆円の財源は出せるのか?
・三条 健です。
・この記事は大変面白い。
鳩山由紀夫前首相に対して、小沢氏本人が語ったという「小沢流」参院選総括だ!
できると思っていて、できなかったことを攻めるのは ウソ、虚言か?
「小沢流」が通れば、
「昨年、鳩山首相ではなく、小沢氏が首相をやっていれば、米軍普天間飛行場の移設問題は簡単に解決していた」
「いや、鳩山首相ではなく、小沢首相だったら、昨年の予算編成段階で、子ども手当は満額支給、高速道路は全部無料になっていた」
国会の定数だって、もうとっくに削減されていたでしょうし、きっと、景気もすごく良くなっていて、円高もなかったし、株安もなかった。
ということになる。 嘘の極めて多い民主党だが?
昨年の衆議院選挙前に言っていたが、小沢が首相になれば、20兆円の財源は出せるのか?
〜〜〜メディア報道の一部<参考>〜〜〜
【政治部デスクの斜め書き】小沢氏なら20兆円の財源が出せるのか
2010.8.29 18:00
「ウソはいけません」「うそじゃないよ」「じゃあ、なんなのよ」「本当にそうするつもりだったんだもの」…。
どこの家庭でも繰り広げられる、いつもの親子の会話だが、こと永田町では、誰もこの会話に「ウソ」が隠れていることを認めない。
「民主党が政権を取れば、無駄を減らして、20兆円の財源が作れる」
「民主党が政権を取れば、公務員の天下りは全廃する」
「民主党が政権を取れば、公務員の人件費は大幅に削減する」
「民主党が政権を取れば、国会議員の定数も大幅に削減する」
ここまでくると、そろそろ、本当のことを言った方がいいんじゃないか、という常識的な人たちが現れてもいいはずだが、それでもウソは続く。
「首相が替わったら、衆院を解散して、総選挙で国民の信を問うべきだ」
これも菅直人首相の誕生とともに、ウソにされた。
最近はさらに手が込んできた。
「私なら、45議席は取れた」
これは、仲介という名の「最後通告」のお膳立てのために、民主党の小沢一郎前幹事長と会談した鳩山由紀夫前首相に対して、小沢氏本人が語ったという「小沢流」参院選総括である。
言いたい放題だ。ここまで来ると、感心するしかない。
これが許されるなら、
「昨年、鳩山首相ではなく、小沢氏が首相をやっていれば、米軍普天間飛行場の移設問題は簡単に解決していた」
「いや、鳩山首相ではなく、小沢首相だったら、昨年の予算編成段階で、子ども手当は満額支給、高速道路は全部無料になっていた」
国会の定数だって、もうとっくに削減されていたでしょうし、きっと、景気もすごく良くなっていて、円高もなかったし、株安もなかった。
できると思っていて、できなかったことを攻めるほど、私は悪意に満ちてはいないが、「多分できないだろうなあ」と分かりつつ、「できる」という言説を繰り返すとなると、ウソ、虚言というほかない。
「できなくてもいいや」と思いながら、「できる」と語る。それは詐欺とも呼ばれる。
9月14日の投票に向けて、菅直人首相と小沢一郎民主党前幹事長との一騎打ちとなる民主党代表選が動き出した。
選挙巧者の小沢氏に、「政策通」ばかりがそろった菅氏がどう戦うのか。2週間を超える選挙戦から目が離せない。
だが、どちらが勝っても、この「平然たる虚言」から逃れられないどころか、さらに手の込んだ虚言ばかりが膨張するとなれば、その先にあるものは、絶望でしかない。(金子聡)