中国の高級幹部が投資する不動産物件の値崩れは追加融資などで防御されている模様だ!貧困庶民のことなど全く考慮していない!

・中国は十一月のインフレを5・1%(十月は4・4%)だったと公表した。「経済数字は信用できない」(李克強副首相、ウィキリーク)というのがもっぱらの噂だ。
・野菜(60%)、果物(45−60%)、生鮮食料品以外の物価も上昇しており、ガソリンスタンドも経営を圧迫している。⇒ 諸物価高騰!
果物屋の店先ではリンゴもバナナも山積み、消費者が高くて手を出さず、売れ行きは八割減」
「ラーメン屋は材料費の値上げにくわえ、最低賃金法で店員の給与が暴騰し、経営難。ラーメンの屋台でも『倒産』の危機が囁かれており」
と中国メディアの報道だ!
・09年に実施した銀行投資総額130兆円(邦貨換算)が主に不動産部門へ流れ込み、不動産価格の高値圏維持には成功 ⇒ 中国の高級幹部が投資する不動産物件の値崩れは追加融資などで防御されている模様だ!貧困庶民のことなど全く考慮していない!

〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
注目される中国のインフレ率  
宮崎正弘
2010.12.12 Sunday

 中国のインフレ5・1%って、本当にそんなに低いのか?預金準備率を18・5%に嵩上げして、ことし六回目の調整。

 中国は十一月のインフレを5・1%(十月は4・4%)だったと公表した。「経済数字は信用できない」(李克強副首相、ウィキリーク)が、或る程度の推測は可能となる。

 諸物価高騰の最たる者は野菜(60%)、果物(45−60%)、生鮮食料品以外の物価も上昇しており、ガソリンスタンドも経営を圧迫している。

 中国系のメディアをみても「果物屋の店先ではリンゴもバナナも山積み、消費者が高くて手を出さず、売れ行きは八割減」「ラーメン屋は材料費の値上げにくわえ、最低賃金法で店員の給与が暴騰し、経営難。ラーメンの屋台でも『倒産』の危機が囁かれており」と報道している。

 2010年の中国のインフレは通年で4・7%(過去最高は08年の6・3%だった)になる模様である(ウォールストリートジャーナル、12月11日付け)。

 これは09年に実施した銀行く資総額130兆円(邦貨換算)が主に不動産部門へ流れ込み、不動産価格の高値圏維持に成功したとはいえ、庶民とは縁のない話、しかも2010年にはいるや、預金準備率を六回も引き上げ、12月10日にはまたまた05%引き上げて18・5%とした。

 新規融資は事実上不可能であるにもかかわらず高級幹部が投資する物件の値崩れは追加融資などで防御されている模様である。