・叩かれても叩かれても、めげずに前進するのが大和魂だ! やり直そう、サー復興に向けて全力をあげよう! 大震災復興特別国債として50兆円を発行せよ!

ニューヨーク・タイムズワシントン・ポスト両紙は12日付でそれぞれ日本の耐震、免震の建築技術の優秀さが東京など都市部のビル崩壊などを防いだという趣旨の記事を掲載した。
・日本は建築面で破壊的な大地震に長年、備えてきた結果、いまでは世界でも最高の地震に強い建造物を構築したという論評を載せた。
・「日本ほど自然からの大攻撃に耐えて、生き残るための用意をしてきた国はない」
・「この地震で自国を守った日本のパワーは近代国家の実績として見落としてはいけない」
・叩かれても叩かれても、めげずに前進するのが大和魂だ! やり直そう、サー復興に向けて全力をあげよう! 大震災復興特別国債として50兆円を発行せよ!
 

〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
大震災でも日本国民は秩序や礼節を保つ
古森義久
2011.03.14 Monday

 こんな混乱でも惨状でも日本人は冷静や礼節を失わない。略奪や暴動などツユほども気配がない。アメリカ側でそんな賞賛の言葉が出てきました。
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〔ワシントン=古森義久東日本大震災に対し米国のメディアでは12日、日本国民が大惨状に直面しながらも平静を失わず、相互に助け合うという状況への前向きな評価の論評が目立った。同時に米側専門家たちの日本の建築面での地震対策への礼賛も報道された。
 被災者となった日本の人びとの態度についてはCNNテレビが12日夜、米側のアンカーのウルフ・ブリッツアー記者と仙台地区にいるキュン・ラー記者とのやりとりで詳しく報じた。
 ブリッツアー記者の「被災者は商店を略奪したり、暴動を起こしたりという暴力行為には走らないのか」という質問に対し、ラー記者は「住民たちは冷静で自助努力と他者との調和を保ちながら礼儀をも守っている」と報告した。とくに略奪について同記者は「そんな動きはショックを受けるほど皆無で、正直な志向が顕著だ」と述べた。
 こうした質問は米国では2005年8月にハリケーンカトリーナ」がルイジアナ州を襲った際、住民の多くが避難したニューオルリーンズ市で残った人たちの一部が商店街から軒並みに略奪した実例などがあるため、提起されたといえる。

 CNNでは東京のいるイギリスのエコノミスト誌のケネス・カキー記者の「日本の被災者の間では社会的調和の保持が目立った」という言葉も報じた。 米国大手紙ウォールストリート・ジャーナルも12日付の東京発の記事で「東京都民はストイックな冷静さを保っていた」と報道した。

 一方、ニューヨーク・タイムズワシントン・ポスト両紙は同日付でそれぞれ日本の耐震、免震の建築技術の優秀さが東京など都市部のビル崩壊などを防いだという趣旨の記事を掲載した。両記事はカリフォルニア大学のジャック・メール教授の「日本が阪神大震災以後、進めてきた地震の揺れを吸収する建築技術が今回、ビル倒壊を防いだ」という評価や「オーストラリアの地震学センターのケビン・マキュー所長の「日本は建築面で破壊的な大地震に長年、備えてきた結果、いまでは世界でも最高の地震に強い建造物を構築した」という論評を載せた。

ウォールストリート・ジャーナルは同日付の社説で「堅固な日本」と題し、日本が長年、建築面で大地震に備えてきたことを説明し、「日本ほど自然からの大攻撃に耐えて、生き残るための用意をしてきた国はない」と論評した。同社説は「日本の国民が最大級の地震に立派に耐えたことはすばらしい」と強調した。

さらに同社説は「ハイチの地震や中国の四川大地震とは対照的だ」と述べ、とくに四川の地震で死者が7万にも達したことを指摘して、「中国は富こそあるが、政府が国民への責任を果たさない」と論じて、「この地震で自国を守った日本のパワーは近代国家の実績として見落としてはいけない」と総括した。