・東日本大震災がれきは、ゴミ扱いせず仕分けして資源として再利用せよ!

東日本大震災がれきは、ゴミ扱いせず仕分けして資源として再利用せよ!
・処理プラントを有する企業を国は投資支援し、再処理事業で雇用も被災地域者で拡大せよ!
・機械化できる部分と手作業でできる部分とがあるので、雇用は不可欠となろう!
・柱でも、大木でも機械に放り込めば、巨大な石臼のように砕き、チップとしてはき出し処理する。チップはバイオマス発電の燃料にもなり、圧縮すれば建築用の木質ボードにも成型できる。
不燃系の廃棄物は、ふるい機や磁選機を使って、土砂と鉄、コンクリートがらに分別します。鉄は資源化し、コンクリートがらは、さらに破砕機で細かく砕き、路盤材などに再利用できる。


〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
2011年3月29日火曜日
日本破綻回避策―東日本大震災がれきを資源に

 東日本大震災により宮城県内で発生したがれきの量は、27日現在で1,800万トンに上ると推計されている。県内で1年間に排出される一般廃棄物量の23年分に相当する量のようである。津波で流された自動車や船舶は、推計に含まれておらず、その量は推計をはるかに上回るものと思われる。そして、その処理には、莫大な費用と日数がかかるものと思われる。
 しかし、発想を転換してみよう。がれきは、ゴミ扱いせず仕分けして再利用しよう。がれきは、そこに住んでいた人たち、それを使っていた人たちの血と汗の結晶である。数千年の歴史の中で築き上げられてきた財産が、一瞬にして消えてしまった。何万人の犠牲者の遺産である。軽々には、廃棄、焼却処理はできない。それをこれからの数千年のために再生しよう。
その仕分けの仕事を被災して仕事を失った方々に紹介する。時間をかけて、がれきを資源にしていく作業である。簡単ではないが、中国では、廃棄される携帯電話から手作業で希少金属を仕分けして資源に変えている。効率を考えて全てを機械化するのではなく、手作業でできる部分をできる限り手作業にして、仕事を作り出し、がれきを資源に変えていくことをしてみてもよいのではないか。