原発の安全審査はほんとうに、儀式みたいなものだったのか? 伊方、敦賀、美浜は活断層の上

・「女川、伊方、敦賀、美浜の4か所です。伊方の近くには活断層が走っており、敦賀と美浜は活断層の上に建設されている。しかも、敦賀と美浜は原子力発電所の寿命である40年をとっくに過ぎて老朽化しているが、継続事業として現在も稼働中」
・「そんな危ないところに、どうして原発が作れたのか。安全審査は行われなかったのか」
・「確かに手続きとしての審査は行われたが、それは儀式みたいなもの。原発1 件建設を追認するためのものでした」


〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
浜岡だけじゃない!ただちに運転停止必要なこの4原発
2011/5/ 9 12:40    桜井淳
原子力というのは、果たして人間がコントロールできる技術なのでしょうか。そして、活断層の上にある日本に向いているものなのでしょうか」
コメンテーターの八塩佳子(学習院大学特別客員教授)は疑問を投げかけた。「朝ズバッ!」は中部電力浜岡原子力発電所の全面的運転停止要請を取り上げた。

活断層が走り、施設は寿命オーバー:
井上貴博アナウンサーは「浜岡原発1 件は現在稼働中の4号機、5号機の2つで中部電力総発電量の12%を担当。海辺にあるが、海面から約15メートル高いところにあり、さらに、今回の福島原発事故を受けて15メートルの防護壁を建設する予定でした」と伝える。
司会のみのもんたは「15メートルぐらいで間に合うのか」と首を傾げ、
ゲストの桜井淳(技術評論家)に「浜岡以外に危険と思われる原発があるのでしょうか」と問うた。桜井は「女川、伊方、敦賀、美浜の4か所です。伊方の近くには活断層が走っており、敦賀と美浜は活断層の上に建設されている。しかも、敦賀と美浜は原子力発電所の寿命である40年をとっくに過ぎて老朽化しているが、継続事業として現在も稼働中です」と解説した。
みの「そんな危ないところに、どうして原発が作れたのか。安全審査は行われなかったのか」
桜井「確かに手続きとしての審査は行われたが、それは儀式みたいなもの。原発1 件建設を追認するためのものでした」
原発1 件ははじめに建設ありきでスタートしていたのだ。