・救出の放棄と一ヶ月以上の遺体放置という措置をとったのだ! 遺体は白骨化し、身の毛がよだつ光景を菅直人と菅内閣は、冷酷にも、作った!

福島第一原発の半径二十キロ圏内においては、犬や猫は救助保護されるが人間は救助されず遺体になっても一月以上も放置されていた!  一体このようなことが許されるのか!
・ 二ヶ月近く経ってから回収された遺体は白骨化し、既に誰の遺体か判別不能になっていたというのだ!
・さらに、菅直人首相は、この圏内で放置され自活している数千匹の牛や馬を「殺処分」せよと指示した。何故、県民の貴重な牛や馬を、殺すのか。
・理屈は、放射能汚染という。しかし之は嘘だ。犬や猫は保護され、その為に人が入り、放射線防御学専門の札幌医科大学教授の高田純さんも二十キロ圏内に入り、「安全だ」と断定している。
菅内閣ほど、拉致被害者救出に無関心な内閣もない。菅直人自身が、日本人拉致の主犯である北朝鮮工作員シン・ガンスの助命嘆願書に署名しているし、閣僚の中にも、平成十四年九月に、北朝鮮金正日が日本人拉致を認めるまで、「拉致は日本のでっち上げ」という北朝鮮の主張に同調していた者がいる。
・救出の放棄と一ヶ月以上の遺体放置という措置をとったのだ! 遺体は白骨化し、身の毛がよだつ光景を菅直人菅内閣は、冷酷にも、作った!



〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
「国民の救出」を封印し回避する政府
西村眞悟
2011.06.09 Thursday

 三月十一日の東日本大地震と巨大津波の直後から、我が自衛隊、警察、消防そして海上保安庁、さらに各国の救援隊が続々と被災地に入った。
 何の為であるか?それは、人々の救出のためである。被災地には救出を待つ人々がいたのだ。
 救出を待つ国民がいるとき、国家はその救出に努力しなければならない。それは、この度のように、地震津波による被害からの救出である時も、北朝鮮という国家による拉致からの救出の時も変わらない。
 しかしながら、我が国の政府は、この度の天変地異からの救出においても、北朝鮮による拉致被害者救出においても、見て見ぬふりをして封印したまま国民を放置している。 このことについて触れておかねばならない。
 文藝春秋六月号の百二十ページから、立ち入り禁止になった福島第一原発の半径二十キロ圏内において、三月末から立ち入り禁止になった四月二十二日までの約三週間、取り残された犬や猫の救出に当たってきたNPO法人犬猫みなしご救援隊理事長の中谷百合さんという方の現状報告が掲載されている。
 その中に、次の記述がある(百二十二ページ)。
「また、原発近くの浜辺には、津波で流された遺体がたくさん放置されていました。南相馬市から富岡町にかけての海辺を走ると、至るところに遺体が『そのまま』の形で残されています。 避難指示が出されていますし、放射能で汚染されているということで、回収もされていない。  私たちの目にも入ってきましたが、遺体を回収するのは私たちの仕事ではないので、心の中で『ごめんなさい』と謝っていました」 
 これは、身の毛がよだつ光景ではないか。この光景が我が国内にあった。それも政府の意向によって造られた光景である。
 この二十キロ圏内においては、犬や猫は救助保護されるが人間は救助されず遺体になっても一月以上も放置されていた。一体このようなことが許されるのか。
 二ヶ月近く経ってから回収された遺体は白骨化し、既に誰の遺体か判別不能になっていたという。他の地区と同じように、救助されたであろう人々もいたであろう。また亡くなっていても、家族のもとに帰れた遺体だっただろう。

 この冷酷きわまりない事態を強いたのは菅内閣である。さらに、菅直人首相は、この圏内で放置され自活している(野生化と内閣は言う)数千匹の牛や馬を「殺処分」せよと指示した。何故、県民の貴重な牛や馬を、殺すのか。
 理屈は、放射能汚染という。しかし之は嘘だ。犬や猫は保護され、その為に人が入り、放射線防御学専門の札幌医科大学教授の高田純さんも二十キロ圏内に入り、「安全だ」と断定しているではないか。
 結局、菅直人菅内閣は、冷酷きわまりない面々だから、救出の放棄と一ヶ月以上の遺体放置という措置をとったのである。

 さて、この福島第一原発から半径二十キロ圏内の国民と同じ境遇におかれて放置されているのが、北朝鮮による拉致被害者である。
 彼らこそ、生きていて、今も救出を待っているのである。そして、菅内閣ほど、拉致被害者救出に無関心な内閣もない。菅直人自身が、日本人拉致の主犯である北朝鮮工作員シン・ガンスの助命嘆願書に署名しているし、閣僚の中にも、平成十四年九月に、北朝鮮金正日が日本人拉致を認めるまで、「拉致は日本のでっち上げ」という北朝鮮の主張に同調していた者がいるからである。
 日本政府は、現在も、十七名を拉致被害者と認定しただけである。他に拉致されたことは確実である人々、そして多くの拉致の可能性がある人々がいる。 これらの人々は総数四百名を超える。 何故、我が国政府は、十七名しか拉致された被害者と認めていないのか。
 我が国政府自身が、福島第一原発から半径二十キロ圏内と同様に、国民の救出問題を封印しようとしているからである。

 その封印、回避の例を二つ挙げる。寺越武志は、昭和三十八年、十三歳の時、親族の寺越昭二さんや寺越外雄さん達と日本海に漁に出て帰らず、破損した小舟だけが浜に漂着した。以後何の音沙汰もなく、四十年近く経って寺越武志だけが北朝鮮で生きていることが分かった。
 之で寺越三人は、北朝鮮に拉致されたことが確実になった。しかし日本政府は、拉致を認めない。理由は、武志が「拉致された」と言っていないからである。当たり前だ、北朝鮮で「自分は拉致された」と言えるはずがないではないか。現在日本に帰れた五人も、北朝鮮にいるときには「拉致された」とは言っていない。

 次の例は、日本政府によるDNA鑑定偽造の疑い濃厚である。山本美保さんは、昭和五十九年六月四日、山梨県から失踪した。六月八日、新潟県柏崎市の浜に美保さんのバッグが落ちていた。六月二十一日、山形県の浜に身元不明の遺体が漂着した。
 七月十九日、山梨県警警部補である美保さんの父親が、六月から七月の行方不明者の遺体の状況を全て調べたが、全て娘の遺体ではないと確認した。
 ところが後に、東京から山梨県警警備一課長に異動してきたキャリア官僚である丸山潤氏のもとで六月二十一日に山形県の浜に漂着した遺体と美保さんのDNAが一致したと公表され、美保さんは拉致被害者ではないとされた。
 しかし、美保さんの家族は、漂着遺体の体格や身につけていた遺留品から、それは美保ではないと確信している。既に述べたように、七月十九日の段階で、美保さんの父である県警警部補が確認した通りである。
 この漂着遺体と美保さんのDNA鑑定は極めて疑わしい。鑑定偽造ではないか。目下、特定失踪者調査会が調査している。日本政府は、何らかの理由で、美保さん失踪の真相を封印しようとしている。政府は、美保さん拉致の認定に至るのを回避していると思える。

 本日午後より三泊四日の予定で、「拉致・工作員上陸浸透に関する1000キロ現地調査、第一回(福井、石川、富山)に参加する。
 この現地調査は、政府の認定していない拉致被害者を探している特定失踪者調査会の企画したもので、拉致現場などの現地調査により、北朝鮮の拉致・工作活動への認識を深めると共に、啓発活動を通じて、今後の北朝鮮による工作活動を抑止しようとするものである。
 私も、日本海側の拉致現場や水中スクーター隠匿現場などを見るのは初めてである。本日午後に、三宅博さんと車で富山に行き、東京からの荒木和博さんらと合流予定だ。