・航空機墜落、ミサイルなどテロ攻撃に対応可能なストレステストをクリアーできる安全な原発など1つも無い!

・首相は7日の参院予算委員会で、原発の再稼働に関し、
IAEA国際原子力機関)もストレステストを提起し、(欧州で)実施している。国民的に納得され得る基準、体制で物事を判断しなければならない」と述べ、テスト実施が前提になるとする考えを唐突に示した。
・欧州のストレステストの真の中味が判っているのか?疑わしい。
・同ストレステストでは地震津波や洪水などの自然災害、航空機墜落、ミサイルなどテロ攻撃からの脅威だけでなく、原子炉冷却装置と使用年数も対象となる。
・航空機墜落、ミサイルなどテロ攻撃に対応可能なストレステストをクリアーできる安全な原発など1つも無い!


〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
原発再稼働、耐性検査前提で電力危機深刻化
 菅首相の唐突な指示で全国の原子力発電所を対象に実施することになったストレステスト(耐性検査)を巡り、政府内の混乱がさらに深まっている。
 原発再稼働の前提と位置づける首相と、一部の原発はテストを経ずに再稼働させたい海江田経済産業相らとの意見が対立し、政府の統一見解が打ち出せない「閣内不一致」の状況だ。原発を抱える自治体は再稼働に消極的となっており、夏の電力不足が深刻化するのは避けられそうもない。

 首相は7日の参院予算委員会で、原発の再稼働に関し、「IAEA国際原子力機関)もストレステストを提起し、(欧州で)実施している。国民的に納得され得る基準、体制で物事を判断しなければならない」と述べ、テスト実施が前提になるとする考えを示した。

(2011年7月8日01時48分 読売新聞)