・菅内閣政府は「放射性物質の蓄積量地表汚染マップ」の最新版を正しく公表せよ!   蓄積量地表汚染の最新版を!

菅内閣政府は「放射性物質の蓄積量地表汚染マップ」の最新版を正しく公表せよ!   蓄積量地表汚染の最新版を!
・稲わら汚染が広範囲に拡大していることは明白だ! 福島を中心に宮城、岩手、茨城、千葉、栃木、群馬、東京、神奈川、山梨、などの汚染マップを公表されたし!


〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
地表汚染マップ公表。
避難地域以外でも広範囲の汚染が明らかに:asahi.com 2011.05.06

 文部科学省とは、米エネルギー省と協力して航空機で放射性物質の蓄積量を測った。チェルノブイリ原発事故ではセシウム137が55.5万ベクレル以上の地域が強制移住の対象となった。今回発表された汚染マップを見ると、計画避難地域以外でも高い数値が出ている。
 文部科学省は6日、福島第一原発から80キロ圏内の地表の汚染マップを初めて公表した。米エネルギー省と協力し、航空機を使って、地表1〜2キロ四方で放射性物質の蓄積量を測って作った。原発から北西方向を中心に避難区域外の一部でも、高レベルの汚染地域が見つかった。
〜中略〜
 この結果、原発から北西方向にセシウム137が1平方メートルあたり300万〜1470万ベクレルの汚染地域が帯状に広がっていた。チェルノブイリ原発事故では、セシウム137が55.5万ベクレル以上の地域が強制移住の対象となった。今回のマップでは、計画的避難区域飯舘村浪江町などの外でも一部、この水準を超える地域が散見された
・300万〜3000万ベクレルという恐ろしい数値の地域は図の赤い部分だ。すべてではないが、気になるところを見ていってみたい。
・100万から300万ベクレルレベルが含まれる市町村
図の黄色い部分。避難地域以外で、田村市東部、葛尾村の広範囲、南相馬市西部広範囲、伊達市南東一部、いわき市の最北部に少し、伊達市の最南・最西部に少し存在する。
・30万〜60万ベクレルレベルが含まれる市町村
(広範囲)
伊達市、川俣町、二本松市
(一部)
南相馬市、相馬市、丸森町伊達市、福島氏、郡山市天栄村西郷村
後は30万以下でくくられているが、もっと0〜10万、10万〜20万、20万〜30万という細かい区切りで出す必要があるだろう。
政府は、年明けに避難住民が戻れるかどうか判断したいなどと言っているが、この数値をみたら、戻れないのは明らかだ。チェルノブイリの強制地域よりひどいところに戻れというのか。
戻れる可能性があるというのか?この状況を説明し、住民たちが次の生活をスタートできるように、
最大限の努力を、スピードを持ってしなければならない。一度避難してまた戻る、そしてまた避難。
前回と同じようなパターンは避難者たちにとって一番きつい。
「先が見えないのが、つらい」というインタービューが多かった。待たされるだけ、待たされてダメでした。
可能性が高く、検討した結果ダメなのは理解できるが、この数値の状況を見たら、残念ながら可能性は無いに等しい。さらに細かく土壌を測定して、国際基準・チェルノブイリで採用した例以上に厳しく、避難地域を決めて欲しい。線量が高いと騒がれている「郡山市」「福島市」の福島県の2大都市。高い数値が出るわけだ。
30万〜60万ベクレルという、チェルノブイリの強制避難地域と同等レベルの放射性物質が堆積しているのだから・・・そんなところにいる子供が「安全」なんですか?年間20マイクロシーベルト以下ならいいのですか。理解不能です。
【2011.5.7 15:00 追記】
この記事にアクセスが多いので、追記します。郡山市の一部が線量が高いという事で、地表汚染マップと、地図を見比べて分析してみました。以下のような感じです。郡山市の真ん中を突き抜けるように
30万から60万ベクレルの帯が通っている。

 郡山市の地図 引用:福島県文化スポーツ局文化振興課ホームページちなみに55.5万ベクレル以上が、チェルノブイリでは強制移住区域となった。郡山市の薫小学校が線量が高いと有名になったが、この帯のあたりだと思われる。帯のあるあたりは、ちょうど郡山市の中央を南北に走る東北自動車道東北本線の間っぽい。2つの地図比べてみると、そう読み取る事ができる。市の中心部の線量が高くなっているのだ。
【追記】2011.05.9