中国政府の国家安全部主要工作員である崔立如の現代国際関係研究院長ポストは偽装だ!

・中国の大手シンタタンクとされる現代国際関係研究院は実は中国政府の情報機関の国家安全部下の組織であり、同研究院の崔立如院長も同部の主要工作員だ!   つまり、中国政府の国家安全部主要工作員である崔立如の現代国際関係研究院長ポストは偽装だ!
・同研究院は中国の外交政策形成の最高中枢とされる中国共産党中央外事工作指導小組(組長・胡錦濤主席)にも直接に情報を提供している。



〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
中国のシンクタンクは偽装工作機関
古森義久
2011.10.02 Sunday

〔ワシントン=古森義久〕米国の中央情報局(CIA)が中国の大手シンタタンクとされる現代国際関係研究院は実は中国政府の情報機関の国家安全部下の組織であり、同院長も同部の主要工作員と認定していることが29日、米紙で報道された。
 ワシントン・タイムズ同日付の安全保障専門のビル・ガーツ記者の報道によると、CIAの8月25日作成の調査報告書は訪中したバイデン副大統領が同月20日に北京で会談した中国主要シンクタンク代表の5人の1人、崔立如・現代国際関係研究院院長について「崔氏は実際には国家安全部の長年の工作員であり、院長ポストは偽装で、同研究院自体が国家安全部の組織としてスパイ活動的な情報収集や外国世論操作を実施している」と記していた。

 同報道が引用したCIA報告書によると、同研究院は創設当時から国家安全部の下部組織として同部の指令によって機能し、活動全体の6割ほどを米国対象とし、米国の外交、安保などについての情報を収集してきた。2005年に同院長となった崔氏は国家安全部の職員としてニューヨークに駐在したこともある。同研究院は中国の外交政策形成の最高中枢とされる中国共産党中央外事工作指導小組(組長・胡錦濤主席)にも直接に情報を提供しているという。

 同報道は在米中国大使館とバイデン副大統領報道官の両方に見解を求めたが、いずれも論評をしなかったと記していた。