・中国各地で実際の経済活動は凹凸激しく、一概には言えないが、不動産バブル破綻は時間の問題だ!

・中国の統計数字はまったくアテにならない!
・中国でベンツ売れ行き落ち込み、プリウスは三千台しか売れず、アップルは事業を縮小だ!
・中国各地で実際の経済活動は凹凸激しく、一概には言えないが、不動産バブル破綻は時間の問題だ!
・国有企業デベロッパーの「中国水利集団」は、270億ドルもの増資(新規株式公開)を予定しいているが、前評判が芳しくなく、226億ドルに減額するとした!



〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
中国経済失速の予兆 
宮崎正弘
2011.09.28 Wednesday

 携帯電話契約9億4000万台、これが本当ならモニターは不可能になるだろう。 しかし中国でベンツ売れ行き落ち込み、プリウスは売れず、アップルは事業を縮小。
 現実になにが起きているかは、中国で現場にあたるしかない。中国各地で実際の経済活動は凹凸激しく、一概には言えないが、不動産バブル破綻は時間の問題である。
 げんに不動産業者や党幹部が愛用するベンツは年初来、売れ行きが激しく落ち込み、トヨタエコカープリウス」はまったくの不振、三千台しか販売されず、他の国ではベストセラーなのに「なぜ?」と首をかしげている。
 ウォール街には「中国の統計数字はまったくアテにならない」という内容の『中国を理解するために』(トム・オーリク著、トムはウォールストリートジャーナルのコラムニスト)がベストセラーとなっている(筆者も注文したがまだ着かない)。
 上場ブームに大きなかげりが見えた。香港で本年度最大規模の上場が縮小される情勢である。

 三峡ダムなどを造成した国有企業デベロッパーの「中国水利集団」は、270億ドルもの増資(新規株式公開)を予定しいているが、前評判が芳しくなく、226億ドルに減額すると、幹事行の中国銀行インタナショナルが発表した(ウォールストリートジャーナル、9月27日付け)。いずれも中国経済失速の予兆ではないのか。