・中国からのサイバー攻撃に対して官民が一致して警戒を強め、対応策を決めよ!  サイバー攻撃は戦争だ! 日米韓連携して防御し、報復措置を講ぜよ!

・米国へのサイバー攻撃などを担当するのは、第3部傘下の12の作戦局の中の上海に主要拠点を置く「第2局」だ!
・上海拠点の第2局は「第3部全体の中でも花形の作戦局とされ、米国とカナダを恒常的に監視し、両国の政治、経済、軍事の関連情報を集めるほか、サイバー作戦 にも従事する。
・日本へのサイバー作戦は第3部傘下の山東省青島地域に本局を置く「第4局」が担当。  杭州、大連、北京、上海に支部
・日本担当部門は、さらに第4局とは別個に中国軍の7大軍区のうちの山東省済南市を本部とする済南軍区にも専門技術者を約670人抱える技術偵察局として存在する。
・中国からのサイバー攻撃に対して官民が一致して警戒を強め、対応策を決めよ!  サイバー攻撃は戦争だ! 日米韓連携して防御し、報復措置を講ぜよ!


〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
日本へのサイバー作戦は中国・青島から
古森義久
2011.12.02 Friday
 中国のサイバー作戦についての報告の続きです。日本ビジネスプレスの「国際激流と日本」からの転載です。原文へのリンクは以下です。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/30816
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 この点について同報告は、米国へのサイバー攻撃などを担当するのは、第3部傘下の12の作戦局の中の上海に主要拠点を置く「第2局」だとしてい る。この第2局は「第3部全体の中でも花形の作戦局とされ、米国とカナダを恒常的に監視し、両国の政治、経済、軍事の関連情報を集めるほか、サイバー作戦 にも従事する」という。
 同報告は、日本へのサイバー作戦は第3部傘下の「第4局」が担当する、としている。
 同報告によると、第4局はまず山東省青島地域に本局を置き、その付近に数カ所の基地を有する。第4局のその他の支部杭州、青島、大連、北京、上海などにもある。
 日本担当部門は、さらに第4局とは別個に中国軍の7大軍区のうちの山東省済南市を本部とする済南軍区にも技術偵察局として存在する。この済南軍区の技術偵察局だけでも専門技術者が約670人いるという。
 ちなみに総参謀部第3部傘下の作戦局のうち、「第5局」はロシア担当、「第6局」は台湾、「第8局」はヨーロッパ担当だとされる。
 総参謀部には電子作戦を担当する部門として「第4部」が存在する。第4部の基地は海南島や河北省廊坊にあるが、組織上は第3部に従属する形となっているため、サイバー作戦としてはやはり第3部が主役だとするのが正確なようである。
 このように日本へのサイバー攻撃は、中国の人民解放軍総参謀部から直接に仕掛けられているとの認識が米国では強いのだ。

 日本側でも、中国からのそうしたサイバー攻撃に対しては官民が一致して警戒を強め、対応策を決める時機が来たと言えよう。〔完)