・薄瓜瓜の発言と中国共産党のやっていることはどちらがまともなのか? いずれもまともではないのか?

・薄煕来(前重慶書記、政治局員)の処分が決まったと言うことであり、党籍剥奪、裁判の実施が決まった。 
・谷夫人は英国人殺害容疑で起訴され、八月に「死刑、執行猶予二年」の判決がでた。
・薄瓜瓜は9月30日までにウォールストリートジャーナルの質問に答え、「母の裁判は出鱈目であり、父はまじめな政治家であって、やましい点はまったくなく、報道されている内容は、自分が知っている事実とあまりもかけ離れている」と回答した。
・薄瓜瓜の発言と中国共産党のやっていることはどちらがまともなのか? いずれもまともではないのか?



〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
奇々怪々の殺人事件もうやむやに   
宮崎正弘   2012.10.01 Monday
 薄煕来失脚が本決まり。 ようやく中国共産党は18回党大会の日程を一ヶ月延期で決着
 9月28日に中国共産党は政治局会議を開催した。 周永康だけが欠席した。 政治局会議は17全中会を11月1日からと決定した上で、第十八回党大会を11月8日から開催すると発表した。
 予測された日程は10月8日からだったから、一ヶ月延期されたことになる。
 だが、これで党内に燻っていた諸問題、とりわけ薄煕来(前重慶書記、政治局員)の処分が決まったと言うことであり、党籍剥奪、裁判の実施が決まった。  党内闘争の決着が付いた。  不満派を代表する周永康(政治局常務委員、序列9位)は欠席することによって反対を示したことになる。
 薄煕来と谷開来夫人との間に生まれた一人息子の薄瓜瓜は、米国ハーバード大学を七月に卒業した。 谷夫人は英国人殺害容疑で起訴され、八月に「死刑、執行猶予二年」の判決がでた。
 薄夫妻のどら息子、薄瓜瓜は、そのまま所在不明だが、9月30日までにウォールストリートジャーナルの質問に答え、「母の裁判は出鱈目であり、父はまじめな政治家であって、やましい点はまったくなく、報道されている内容は、自分が知っている事実とあまりもかけ離れている」と回答した。
 また同紙は薄瓜瓜が米国に政治亡命を申請した事実がないと伝えた。
 過日の「反日暴動」に毛沢東の肖像を掲げて党主流派を批判した勢力は、薄復活による党内ポスト維持を狙ったが、当面、かれらの野心は達成されなかったことにもなる。