・日本でもイベントは多くあるが、知恵をだし、考え得るあらゆる手段で、テロから社会を守れ!

・無防備なランナーや観衆を狙ったテロ行為は 卑劣すぎる。市民の敵だ!
・テロを憎み、摘発に全力を傾けることだ!   海外の関係機関と情報を共有し、テロリストの生息を許さない社会を広げることだ!
・卑劣な無差別テロを未然に防ぐためには、捜査側にも新たな手段が必要だ!
・日本でもイベントは多くあるが、知恵をだし、考え得るあらゆる手段で、テロから社会を守れ!





〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
ボストンの惨事 無差別テロを断固許すな
2013.4.17 03:07 [主張]
 無防備なランナーや観衆を狙ったテロ行為を断固として許すべきではない。 ボストン・マラソンを標的にした爆弾テロには、こみ上がる怒りを禁じ得ない。  テロを封じ込めるため日本も国際連携に協力し、摘発に向けた態勢強化も急ぎたい。
 2回の爆発は優勝ランナーがゴールした約2時間後、そのゴール付近で起きた。  まだ多くの市民ランナーが走っており、地元の病院によると負傷者は170人以上で、17人が重体という。  犠牲者のなかには、8歳の男児もいた。
 米連邦捜査局FBI)は計画的な爆弾テロ事件とみており、オバマ米大統領は「犯人を突き止め裁きにかける」と述べた。
 ボストン・マラソンは現在も続く世界最古のマラソン大会として知られ、日本との縁も深い。  君原健二選手ら7人が優勝し、瀬古利彦選手は2度制した。  約2万3千人が走った今大会にも200人以上の日本人が参加し、車いすの部では山本浩之選手が優勝した。
 世界のマラソンシーズンはいまが佳境だ。21日にはロンドン・マラソンがある。  ロンドン警視庁は警備態勢の見直しを始めた。
 毎月のように各地でマラソン大会が開かれ、東京都が2020年の夏季五輪を招致している日本にとってもひとごとではない。  警察庁も国内の警備を強化するよう全国の警察に指示した。
 警備に万全を期すことは当然だが、広範囲の公道を多くのランナーが走り、沿道を観衆が埋めるマラソン大会を完全に守りきることなど、現実には極めて難しい。
 まずできることは何か。
 テロを憎み、摘発に全力を傾けることだ。 海外の関係機関と情報を共有し、テロリストの生息を許さない社会を広げることだ。
 法相の諮問機関、法制審議会の「新時代の刑事司法制度特別部会」は、一部の犯罪に限っている「通信傍受」の範囲拡大や、犯罪拠点に機器を設置する「会話傍受」、捜査に協力した場合に刑を軽くするなどの「司法取引」の導入を検討している。
 卑劣な無差別テロを未然に防ぐためには、捜査側にも新たな手段が必要だ。
 それで十分というわけではないが、ないよりは、ずっといい。
 考え得るあらゆる手段で、テロから社会を守りたい。ボストンの悲劇を繰り返してはならない。