・重要法案を廃案にした無駄な「ポンスケ参議院」を無くせば、そのまま定数削減にもなり、一石二鳥となる。

・賛成すべき法案より問責案の採決を優先した事実は消せない。 民主党は「最悪のシナリオ」に突き進んだ。
民主党は26日、電気事業法改正案や生活保護法改正案など「国民生活に影響のある法案」を捨てて、野党共闘を選択した。
・重要法案を決めず問責案の採決を優先した「ポンスケ参議院」は不要である。 参議院があること自体が国益にならない。
・重要法案を廃案にした無駄な「ポンスケ参議院」を無くせば、そのまま定数削減にもなり、一石二鳥となる。



〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
民主、意味のない野党共闘 国会運営の主導権握られ  
古澤襄  2013.06.27
 <これも東京都議選惨敗の影響か−。安倍晋三首相に対する問責決議の採決をめぐり、民主党は26日、電気事業法改正案や生活保護法改正案など「国民生活に影響のある法案」(海江田万里代表)を捨てて、野党共闘を選択した。
 しかも、国会運営の主導権を他の野党に握られ、行き当たりばったりの対応だった。 国会での野党共闘参院選で役立つ保証はなく、都議選で信任された安倍政権を否定した民主党政権担当能力のなさをさらけ出した。
 参院議院運営委員会は朝から首相問責決議案の対応で混乱した。
 みんなの党「ただちに問責を採決すべきだ」
  民主党「会期末処理も残っている。問責の扱いは再協議したい」
 自民党「問責は本会議に上程すべきでないが、甘んじて受ける」
  民主党「想定外だ」
 それから約1時間後。議院運営委員会で、問責決議案を本会議に上程し、採決することが決まった。
 民主党は25日の段階で、26日の本会議では、まず平田健二議長の不信任決議案を処理し、休憩をはさんで、電事法改正案などの採決をしてから問責決議案を採決するシナリオを描いていた。 安倍政権は信任できないが、重要法案を成立させれば実績としてアピールできるとみていた。
 ところが、都議選で善戦したみんなの党だけでなく、一議席も獲得できなかった生活の党なども、参院選に向けて野党として存在感を発揮しようと安倍政権との対決色を強め、法案よりも問責案の採決を先に行うよう主張。
 民主党は「問責案を先に採決しないと、議長不信任案の採決で賛成に回るぞ」と同党出身の平田議長の進退を他党から揺さぶられた。
 海江田氏とともに記者会見に臨んだ細野豪志幹事長は「与党に法案を仕上げる熱意がまったくなかった。 政府・与党が成立を阻止したんだ」と述べ、法案の廃案は与党に非があると強弁した。  しかし、賛成すべき法案より問責案の採決を優先した事実は消せない。 民主党は「最悪のシナリオ」に突き進んだ。
 首相は、予算委員会出席をかたくなに拒否し、問責決議の口実を与えた。出席に応じなかったのは経済政策「アベノミクス」への追及から逃れたいことも一因だが、26日夕の記者会見では問責決議を受けても意気軒高だった。
 「問責決議により、残念ながら電力改革のための法案など重要法案が廃案になった。景気回復を加速させるためにも、ねじれを解消しなければいけない」
 さらに、民主党が国会運営で主体性をみせなかったことを念頭に「決められない政治、迷走する政治。これがねじれだ」と同党を当てこする余裕も見せた。(産経)>