三回目の倒産寸前に陥没している韓国は「小舟を捨てて大きな船にしがみつこうとしている

・「武士道は道徳的原理の掟であって、武士が守るべきことを要求されたるもの、若くは教えられたるものである。それは成文法ではない。精々、口伝により、もしくは数人の有名なる武士もしくは学者の筆によって伝えられたる僅かの格言があるに過ぎない。 
 むしろそれは語られず、書かれざる掟、心の肉碑に録されたる律法たることが多い。 不言不文であるだけ、実行によっていっそう力強き効力を認められている。 それは如何に有能なりといえども一人の人の頭脳の創造ではなく、また如何に著名なりといえども一人の人物の生涯に基礎するものではなく、数十年数百年に亘る武士の生活の有機的発達である」
・自然と共生する発送は文化を豊かにしてきた。自然と対立する地域では文明が発達した。
・中国が南京大虐殺の嘘を言いふらし続けて、とうとう日本の研究者が検証をおこなったところ、完膚無きまでに、そのでっち上げ、改竄がばれ、所謂「南京大虐殺」が嘘であることが120%証明された。
・中国にとって歴史はプロパガンダ、韓国のそれはファンタジー、客観的科学的歴史観なんぞ必要がないのである。
・中国のウソ放送を意図的に流しつづけるのが欧米マスコミ、とりわけニューヨークタイムズとドイツの新聞だ。
 ドイツはナチスの犯罪をすこしでもすり替えようとして、日本を同罪に陥れる画策であり、米国のリベラルなマスコミは日本の左翼同様な夢想家、そのうえ原爆や東京大空襲という虐殺の贖罪意識を、日本を悪者に仕立て上げることによって相殺しようとするわけだ。
・「事大主義」の病理に陥っている韓国にとって、科学的に立証されたからと言っても、止める気はないのだ。
李氏朝鮮は五百年つづいたため、すっかり疲弊しており、十九世紀には「税制は既に破綻し、土地や資源など抵当になる財源は列強に押さえられ、事実上の破産状態だった。日韓合邦により、日本の持ち出しで救ったのだ。『日本政府が内地の税収を『補充金』、差額を『立替金』として捻出し、(中略)朝鮮総督府の施政下で半島はからくも生き残った」のである。
・二度目の破産はアジア通貨危機の直撃でIMF管理下におかれ、IMF指導によって非効率部門は再編され、けっきょく十大財閥が形成されてゆくが、個人の借金は増え、失業は拡大し庶民の絶望は底知れず、自殺者が急増する。
・現在、三回目の倒産寸前に陥没している韓国は「小舟を捨てて大きな船にしがみつこうとしている。日本もIMFももうこりごりだろうから、貪欲な中国や、帝国復活を目指すロシアにまかせる」という選択肢を選ぶかも知れない。





〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
烈々たる「北の思想家」たち
  微温的論断状況に究極の活をいれる ♪
富岡幸一郎『北の思想 ーー 一神教と日本人』(書籍工房早山)
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 署名をみたとき、え、北一輝の思想? それとも主体思想? かと思ったらもちろん、違った。 北方を比喩した思想書である。
 要するに「我が国の批評、思想の言論は『温暖化』している」のである。 だから小説も批評もつまらない。 毒にも薬にもならない文章がメディアを席巻している。 そこには救いがない。
 ポストモダン、文化多様主義、相対主義。 とどのつまりは「日本列島は日本人だけのものではありません」「尖閣海域を『友愛』の海に」というバックボーンのない、脊椎のないアメーバ的言辞がまかり通る。
 マスコミ主流の論断には伝統と日本文化の防衛という気概も迫力もない。
 富岡氏のいう「北の思想」とは、地理的、緯度的な「北」ではないことは明らかで、むしろ「思想における、あるいはその思想をささえる精神のフォルムが、超越的なものと関わる、その点において究極を目ざす北方生という程の意味である」。
 なぜかといえば「社会・政治・経済・文化・教育とほとんどあらゆる分野で、これまでの歴史がはぐくんできたはずの価値と規範が、氷山が溶けるように崩れ始めている」からである。
 それゆえ、思想の温暖化に対して、北の思想、あるいは北方性の精神を対峙させ「ぶよぶよの肥大化した現在の言論に対する、闘いである」と執筆の意志を鮮明にし、内村鑑三新渡戸稲造キルケゴールら北の思想家らに迫るのである。
 新渡戸稲造の書いた武士道は李登輝元総統が「解題」を出すほどに人口に膾炙されたが、富岡氏は「武士道精神のエスプリを明確な言語として書き記すことで、それを日本人の『教育の体系」のなかに位置づけ、(中略)そのとき、武士道精神はひとつの階級制度の所産たるを離れて、日本の民族精神としてよみがえる」
 新渡戸稲造は古典的名著『武士道』のなかにこう書いた。
 「武士道は道徳的原理の掟であって、武士が守るべきことを要求されたるもの、若くは教えられたるものである。それは成文法ではない。精々、口伝により、もしくは数人の有名なる武士もしくは学者の筆によって伝えられたる僅かの格言があるに過ぎない。 むしろそれは語られず、書かれざる掟、心の肉碑に録されたる律法たることが多い。 不言不文であるだけ、実行によっていっそう力強き効力を認められている。 それは如何に有能なりといえども一人の人の頭脳の創造ではなく、また如何に著名なりといえども一人の人物の生涯に基礎するものではなく、数十年数百年に亘る武士の生活の有機的発達である」(第一章『独特大家としての武士道」)。
 おもわず襟を正しながら読み終えた。重量感があった。
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 「いなし」という日本独特の考え方は自然との共生から生まれた
    武田信玄加藤清正の智恵は、その建築思想に顕著に表れている
    ♪
湧井雅之『いなしの智恵』(KKベストセラー新書)
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 「日本社会は自然と寄り添い発展する」という副題がしめすように、世界でもまれな自然と共生する日本の伝統、文化の本質。その思想の中枢にひそむ智恵を意外な角度から照射する。
 著者は環境学を大学で教えるランド・スケープ・アーキテクト。
 「いなし」とは、向かってくる相手の力をかわし、正面からぶつからないということらしい。
 最初の例証は「国土強靱化」が「レジリエンス」とされているが、これは『自発的自然治癒力」を意味し、単なる「強靱化」をこえたものであるという。
 目から鱗が落ちる言葉だ。
 評者はかねて「国土の強靱化」の前に「日本人の精神の強靱化」を急ぐべきと主張してきた(拙著『取り戻せ、日本の正気』(並木書房)。本書の著者が主張されることも、もっと柔軟に角度をかえながらも伝統回帰という文脈では結論が同じである。
 もっと具体的には戦国武将らが編み出した治水の技術。武田信玄の「信玄堤」とは、「戦闘体験から敵軍勢と衝突するときに勢いを知っており、これをかわす戦術が編み出された。つまり『人の波がどう動くかということを彼あらは経験的に知っていた』。そこで『いかに敵の勢いを制するか、ということを(洪水治水対策で)、いかに水の勢いを制するかに応用した」と言う。
 かくして武田信玄は穴掘り、金鉱技師、井戸つくりの職人らをあつめ、川の合流地点に堤防を築いた。
 治水こそは戦国時代に限らず、最大のまつりごとでもあった。
 「まず御勅使川の主流を『将棋頭』を呼ばれる石組みで二分し、水の勢いを削いで釜無川と合流させる。その先には川岸から川の中心に向かって突き出すような形で『出し』という人工的な岩の出っ張りをつくり、そこに水をぶつけ、さらに勢いをゆるめる。ある程度流れがゆるやかになったところで、川の流れに対して逆八の字型の低い堤(信玄堤)を築き、そこからわざと水を溢れさせるのだ。その外側にはさらに堤防をつくり、そこを遊水池とする」
 まさしく川の流れをいなしたのだ。
 このような智恵は加藤清正の築城にも生かされた。
 こうして自然と共生する発送は文化を豊かにしてきた。自然と対立する地域では文明が発達した。
 現代にも、いなしの伝統は生かされ「剛構造」の東京タワーと「柔構造」の東京スカイツリーとの明確な差違が示されたと著者は現代建築と伝統との結合を演繹する。
 それは「建物の剛性を低くすることで建物自体の振動周期をわざと長くし、受ける地震の力を小さくする。柔軟さで相手の力をうまくかわす、まさに『いなし』の工法」をとったのがスカイツリー。だから東日本大地震に耐えたと説かれる。
 ほかにも実例を多数例証されて、これは意外な角度からの日本文化論である。
         ○
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 『悪韓論』、『呆韓論』『愚韓論』のベストセラー群に、こんどは『犯韓論』
   恨(はん)と事大主義という朝鮮民族のDNAは死んでも直らない
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黄文雄『犯韓論』(幻冬舎ルネッサンス新書
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 かの「反日大統領」が世界中に「日本は悪だ」という「告げ口」を展開している。
 そこで読書界に『悪韓論』に『呆韓論』、『愚韓論』などが登場するや大ベストセラーとなり、いまの日本人は怒りを通り越して、むしろ韓国人はなぜそうなのかという文化、民族心理の研究にはいった。
 中国が南京大虐殺の嘘を言いふらし続けて、とうとう日本の研究者が検証をおこなったところ、完膚無きまでに、そのでっち上げ、改竄がばれ、所謂「南京大虐殺」が嘘であることが120%証明された。
 もし嘘がばれたら日本人なら恥ずかしくて街も歩けないが、倫理も情緒もない、かの国はウソだろうが何だろうが、政治プロパガンダ戦争の戦術的行使をしているに過ぎない。何回か指摘したように中国にとって歴史はプロパガンダ、韓国のそれはファンタジー、客観的科学的歴史観なんぞ必要がないのである。
 しかるに中国のウソ放送を意図的に流しつづけるのが欧米マスコミ、とりわけニューヨークタイムズとドイツの新聞だ。
 ドイツはナチスの犯罪をすこしでもすり替えようとして、日本を同罪に陥れる画策であり、米国のリベラルなマスコミは日本の左翼同様な夢想家、そのうえ原爆や東京大空襲という虐殺の贖罪意識を、日本を悪者に仕立て上げることによって相殺しようとするわけだ。
 韓国の告げ口も最近は「従軍慰安婦」と「強制連行」の二つに絞られ、日本では完全に嘘がばれた。
 しかし、まったく気にもしないで世界中でウソ放送を繰り返している。 どういう神経をしているかと思うが、「事大主義」の病理に陥っている彼らにとって、科学的に立証されたからと言っても、止める気はないのだ。
 さて本書で黄文雄氏は上に述べたことを簡潔に証明しつつ、それより韓国経済が直面しているのは倒産の危機であると警告する。
 中国に泣きついて助けて貰うつもりらしいが、中国は相手にしないだろうから、けっきょく、日本にゴロニャンと泣きつくことになるだろう。そのときは過去のことはなかったことにして、韓国はまたまたしらっと日本にタカリを強要するだろう。
 さて、日本はそのときどうするのか、厳格にぴしゃりと拒否できるのかと黄文雄氏はするどく問題を提議しているのだ。
 韓国が倒産した例は二回あって、いずれも他律的に他国にすがった。
 李氏朝鮮は五百年つづいたため、すっかり疲弊しており、十九世紀には「税制は既に破綻し、土地や資源など抵当になる財源は列強に押さえられ、事実上の破産状態だった。日韓合邦により、日本の持ち出しで救ったのだ。『日本政府が内地の税収を『補充金』、差額を『立替金』として捻出し、(中略)朝鮮総督府の施政下で半島はからくも生き残った」のである。
 二度目の破産はアジア通貨危機の直撃でIMF管理下におかれ、IMF指導によって非効率部門は再編され、けっきょく十大財閥が形成されてゆくが、個人の借金は増え、失業は拡大し庶民の絶望は底知れず、自殺者が急増する。
 「IMFにより破綻処理の過程で企業や金融機関の大多数が外資に売却され、株主のほとんどは外国人がしめている。IMFはかつての日本とは違い、債権回収のためには手段を選ばない」
 そして現在、三回目の倒産寸前に陥没している韓国は「小舟を捨てて大きな船にしがみつこうとしている。日本もIMFももうこりごりだろうから、貪欲な中国や、帝国復活を目指すロシアにまかせる」という選択肢を選ぶかも知れない。
 これまでの流れを簡潔にまとめている点で本書もずっしり読み応えがあった。

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 ならば韓国猛虎部隊、青竜部隊、白馬部隊はベトナムで何をしたのか
   婦女暴行・強姦で生まれた混血児は三万人、住民虐殺は九千人に及んだ
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SAPIO編集部『嘘つき韓国の正体』(小学館
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 この本は韓国問題特集で、慰安婦竹島ウリジナル、パクリ産業など韓国の空恐ろしい実像を過去のSAPIOのバックナンバーから編纂し直し、要領よく配列されている。常連の韓国問題執筆者は呉善花黒田勝弘、室谷克実、三橋貴明の四氏に加わって勝岡寛次水間政憲、高浜賛氏らが執筆している。
 なかでもすごいのはベトナムにおける韓国兵がなにをしたか、である。
 婦女子輪姦、虐殺の非道をおこなった韓国兵の悪行を暴いたのは『週刊ハンギョレ21』(1999年5月6日号)だった。
 「66年1月23日から2月26日までの一ヶ月間、猛虎部隊3個小隊、2個保安大隊、3個民間自衛隊によってこの地域(ベンディン省)だけで計1200人の住民が虐殺され、その中には一人残らず皆殺しにされた家族が八世帯もあった。(中略)子供たちの頭や首を切り落とし、手足を切断して火に投げ込む。住民をトンネルに追い詰め毒ガスで窒息しさせる。女性たちを次々と強姦したあと殺害。妊婦の腹から胎児が飛び出すまで軍歌で踏みつける」などとシナ兵と同じ蛮行を韓国兵がベトナムで繰り返した。通州で通化で、中国はそれ以上の残酷さで日本人を虐殺したが、しかも中国はそれを日本兵がやったなどと言いふらした。
 ベトナムは、なぜこのことで韓国を告発しないのか。
 本書はさらに続ける。
 「韓国は64年から72年まで述べ32万人を南ベトナムに派兵。ダナンに海兵隊第二旅団(青龍部隊)、クイニヨンに首都ソウル防衛師団(猛虎部隊)、ニンホアに第九師団(白馬部隊)が駐屯した。白馬部隊の連隊長には後に大統領となった全斗煥、猛虎部隊の大隊長には盧泰愚が続いていた。(中略)韓国軍によるベトナム民間人の虐殺被害者は少なくとも9000人以上。村人65人が犠牲になったビンディン省タイピン村では、韓国兵士に輪姦された女性が焼き殺される惨たらしい事件もおきている」
 そしてその悲劇はまだ尾を引いているのである。
 「韓国兵によるレイプなどでベトナム女性との間に生まれた子供は『ライダイハン』と呼ばれた。ベトナム語で『ライ』は混血、『ダイハン』は韓国を意味する蔑称だ。韓国『釜山日報』によると、現在、ベトナムにいるライダイハンは最大3万人と推計される」

 これを暴いたのが韓国の良識的メディアだったが、旧軍人らが同社に押しかけ暴行など狼藉を働いた。以後、韓国マスコミが、この話を書くことはなくなって、代わりに登場したのが強制連行、従軍慰安婦だった。嘘の発生源、身をかわす動機は、このベトナムにおける極悪非道の暴挙を隠蔽するためでもあったのだ。