・日清、日露戦争。そしてシナにまんまと「巻き込まれた」日本はソ連、英独仏、さらに米国の陰謀にひっかかった。

・日本の戦争が悪かったと勘違いするようになったのはGHQ,日教組朝日新聞などが主犯だったとはいえ、これを中国、韓国に持ち込んであらぬことを吹き込んだ日本の左翼だ!
・アジア解放と植民地打倒のために戦った日本は、なにひとつ悪い戦争行為をおかしておらず、唯一悪かったとすれば、それは戦争に負けたことだ!
・日清、日露戦争。そしてシナにまんまと「巻き込まれた」日本はソ連、英独仏、さらに米国の陰謀にひっかかった。
・社会矛盾の激化から起こる、農民やカルト集団の叛乱は中華帝国の一種の名物的存在だ!





〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
『本当は正しかった日本の戦争』黄文雄徳間書店
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 おもえば近代史を活写するのは難しい。 基軸となる史観がぶれる人が多いので、けっきょく「日中十五年戦争」とか「日本侵略史観」とか「太平洋戦争」などという後知恵による左翼プロパガンダや、米国の押しつけ史観がいまもまかり通る。
 だから戦後レジームの克服をいう安倍政権を米国は極度に警戒するわけだ。
 これらはまったく間違った歴史解釈である。
 戦後知識人の多くが、日本の戦争が悪かったと勘違いするようになったのはGHQ,日教組朝日新聞などが主犯だったとはいえ、これを中国、韓国に持ち込んであらぬことを吹き込んだ日本の左翼である。
 日清、日露戦争。そしてシナにまんまと「巻き込まれた」日本はソ連、英独仏、さらに米国の陰謀にひっかかった。しかしアジア解放と植民地打倒のために戦った日本は、なにひとつ悪い戦争行為をおかしておらず、唯一悪かったとすれば、それは戦争に負けたことである。

 この半世紀の歴史を体系立てて、凄まじい活力で活写したのが本書である。
 シナの歴史は易姓革命だが、
「王朝交替に際して、必ずと言って良いほど起きるのが天災と民乱である。 水害や干魃、蝗害(イナゴの害)によって疫病や飢饉が巻きおこり、死者が大量発生する。(中略)それによって流民や流賊が出現し、また夷てきが侵入して王朝をおびやかす、というパターンがたびたび繰り返された。
 社会矛盾の激化から起こる、農民やカルト集団の叛乱は中華帝国の一種の名物的存在である」と、シナの易姓革命の特徴をえぐりだす黄氏は、次の詳細をのべる。
 「紀元前の陳勝・呉廣の乱(秦末の農民反乱)にはじまり、新末の緑林・赤眉の乱(新末の農民反乱)、漢末の黄巾の乱後漢末のカルト教団による農民反乱)、唐末の黄巣の乱(唐末の農民半乱)、明末の李自成、張献忠の乱など」
 これらに共通するには「農民やカルト的色彩の強い集団による民乱だった。清王朝の例外ではない。 清朝約250年の歴史において、後半の100余年間は衰退期だった。その期間は白蓮教の乱(1796−1805)から義和団の乱(1899−1900)に至る百年内乱の時代である」。
 そう、この間に起きた太平天国は南京に別の政府が樹立され、5000万人が死んだ。
 太平天国の騒乱を利用して地方に盗賊集団、阿片密売組織が活況を呈し、清朝は軍隊を送り込んでも治めきれず、最後は外国の火力を借りたのである。
 これまで左翼連合軍と中国、韓国のプロパガンダによって真っ黒に書き換えられてきた我が国の歴史にただしい光が当てられた。