・中国の検索エンジンは「江沢民」「薄煕来」「周永康」等と打ってもまったく反応がない。当局が情報をコントロールしているからだ。

・「グーグルへのアクセスが不首尾におわるのは、プロバイダーである『中国ユニコム』の契約違反であり、責任をとれ」
・米国の検索エンジン『グーグル』は中国当局からの規制に嫌気がさして2010年に香港へ本社を移し、本土からアクセスがあれば応じられるようなシステムに切り替えた。
・中国のインターネット利用者は6億3200万人とされるが、グーグルも含めて外国のメディアには繋がらない。 
・中国の検索エンジンは「江沢民」「薄煕来」「周永康」等と打ってもまったく反応がない。当局が情報をコントロールしているからだ。








〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
グーグルに繋がらないのは契約違反とチャイナウニコムを提訴    
宮崎正弘   2014.09.10
■中国ネチズンの訴えに85万人が支援。裁判所は、この提訴を受け付けるか
 「グーグルへのアクセスが不首尾におわるのは、プロバイダーである『中国ユニコム』の契約違反であり、責任をとれ」と深せん裁判所にワンラン(音訳不明、王藍?)が訴え出た。
  前代未聞の裁判であり、環境時報もこのケースを報道したところ、たちまち支援の輪がひろがり、85万人が支援を表明したという(アジアタイムズ、9月10日)。
  米国の検索エンジン『グーグル』は当局からの規制に嫌気がさして2010年に香港へ本社を移し、本土からアクセスがあれば応じられるようなシステムに切り替えた。
  現在、中国のインターネット利用者は6億3200万人とされるが、グーグルも含めて外国のメディアには繋がらない。 中国の検索エンジンは「江沢民」「薄煕来」「周永康」等と打ってもまったく反応がない。当局が情報をコントロールしているからだ。
  提訴したワンランのもとには国家公安部から電話がかかり、そのことを外国メディアに語ったところ、電話はこなくなった、という。 成り行きが注目される。
 余談だが昨日来、またもや江沢民死亡説が飛び交っている。
 9日の北京における外交部記者会見でも、この質問があり、普通なら一笑に付すのに報道官は「その噂には裏付けがない」と回答しただけだった。 一週間前の華字紙には江沢民が北戴河で水泳している写真が配信された。
「オレ様は健在だ」というメッセージだが、二人の将軍が横に配置され、後ろをボディガードが支えていて、いかにも虚勢をはっているなという写真だった。すこし、怪しい雲行きである。