・「ロシアへの経済協力は拒否し、米国との協調をアピールする必要がある。中国と韓国も、日本の領土意識を見ている」

・「プーチン大統領は勝つためにはどんなことでもする。欧米側が諦めるまで、長期戦にもちこもうとしている」
・「北方領土問題を抱える日本にとってもひとごとではない」
・「日本はクリミアと同じように、領土を奪われた。もっと率先してロシアへの制裁を行うべきだ」
・「ロシアへの経済協力は拒否し、米国との協調をアピールする必要がある。中国と韓国も、日本の領土意識を見ている」




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 「もっと率先してロシアへの制裁を」
木村汎   2014.9.20 00:31

 奈良「正論」懇話会の第58回講演会が19日、奈良市奈良ホテルで開かれ、北海道大学名誉教授の木村汎(ひろし)氏が「ウクライナプーチン、日本」と題して講演した。
 木村氏はロシアによるクリミア併合後、一進一退が続くウクライナ情勢について「プーチン大統領は勝つためにはどんなことでもする。欧米側が諦めるまで、長期戦にもちこもうとしている」と説明。「北方領土問題を抱える日本にとってもひとごとではない」と指摘した上で、「日本はクリミアと同じように、領土を奪われた。もっと率先してロシアへの制裁を行うべきだ」と述べた。
 今後、日本が取るべき対露外交については「経済協力は拒否し、米国との協調をアピールする必要がある。中国と韓国も、日本の領土意識を見ている」と指摘した。