・「ケプラー452b」 直径は地球の1.6倍で、1年は385日

・第二の地球の発見に向けた大きな一歩だ」
・ 惑星は「ケプラー452b」と名付けられ、地球からおよそ1400光年離れた場所にある。
・直径は地球の1.6倍で、恒星の周りを385日と、地球とほぼ同じ周期で公転。
・恒星は誕生からおよそ60億年と、太陽よりも15億年ほど古い天体ですが、直径や温度などが太陽とほぼ同じ。
・地球の“いとこ”惑星は 宇宙には まだまだあることを証明。






〜〜〜関連情報(参考)〜〜〜
NASA 地球の“いとこ”の惑星発見   
古沢襄   2015.07.24
 アメリカのNASA=航空宇宙局は、太陽に当たる恒星との距離などがよく似た、地球の「いとこ」のような惑星を発見したと発表し、「第二の地球の発見に向けた大きな一歩だ」と、その意義を強調しました。
 この惑星は、NASAなどの研究チームが「ケプラー宇宙望遠鏡」の観測結果を分析して発見したもので、23日発表しました。
  惑星は「ケプラー452b」と名付けられ、地球からおよそ1400光年離れた場所にあります。直径は地球の1.6倍で、岩石などで構成されている可能性があり、地球でいえば太陽に当たる恒星の周りを385日と、地球とほぼ同じ周期で公転しています。
 また、恒星は誕生からおよそ60億年と、太陽よりも15億年ほど古い天体ですが、直径や温度などが太陽とほぼ同じです。惑星から恒星までの距離も、地球と太陽の距離に近く、適度に離れているため、惑星の表面に水が液体の状態で存在しうる環境にあるということです。
  地球に似た惑星はこれまでにも見つかっていますが、今回の惑星は、恒星との関係が地球に最も近い、いわば「年上のいとこ」のような惑星だということです。
  NASAは「第二の地球の発見に向けた大きな一歩だ」としていて、注目を集めています。(NHK)