・「(イスラム国)メンバーがシリアやイラクから戻っており、テロ攻撃が続く可能性がある」

・「イスラム国、アルカイダボコ・ハラム、その他のテロリストグループが引き続き複数の地域でテロ攻撃を企てていることを示す情報がある」
・過去1年間でフランス、ナイジェリア、デンマーク、トルコやマリにおいて武装集団による攻撃があった。
・「(イスラム国)メンバーがシリアやイラクから戻っており、テロ攻撃が続く可能性がある」
「さらに、どの組織にも属していない人物が、主要なテロ組織に触発された攻撃を計画している恐れも依然として残っている」









〜〜〜関連情報(参考)〜〜〜
国務省が全世界対象に渡航注意   
古沢襄   2015.11.24
■パリ近郊で自爆ベルト発見
[ワシントン/パリ 23日 ロイター]米国務省は23日、パリや西アフリカのマリでの武装集団による攻撃を受けて、「テロリストによる脅威が高まっている」として国民に対し海外への渡航に注意喚起を促した。
国務省はウェブサイトで「イスラム国、アルカイダボコ・ハラム、その他のテロリストグループが引き続き複数の地域でテロ攻撃を企てていることを示す情報がある」と警告した。
今回の注意喚起では、過激派組織「イスラム国」による犯行で130人が犠牲となったパリ同時多発攻撃については直接触れていなかったが、過去1年間でフランス、ナイジェリア、デンマーク、トルコやマリにおいて武装集団による攻撃があったとしている。
「(イスラム国)メンバーがシリアやイラクから戻っており、テロ攻撃が続く可能性があると考えている」と指摘。「さらに、どの組織にも属していない人物が、主要なテロ組織に触発された攻撃を計画している恐れも依然として残っている」と警告している。
  国務省高官は、全世界を対象とした渡航注意勧告は以前にも行ったことがあり、今回の注意喚起は過去の警告を実質的に更新したものと説明した。
 一方、フランスとベルギーの当局は13日に発生したパリ同時攻撃以降、大規模な捜索を実施。
 特に実行犯とされるサラ・アブデスラム容疑者(26)については、事件後に潜伏しているとみられるブリュッセルで行方を追っている。
 捜査関係者によると、同時多発攻撃の実行犯とされるアブデスラム容疑者は事件後、レンタカーが乗り捨てられていたパリ北部のほか、市南部のシャティヨンにいたことが携帯電話の位置情報から判明した。
 また、フランスの捜査当局は23日、シャティヨンに近い南部モンルージュで、ごみ箱に自爆ベルトとみられる装置が捨てられているのを発見した。捜査関係者は、このベルトがアブデスラム容疑者が所持していたものかはまだ判断できないとしている。同容疑者の兄はパリでの自爆攻撃で死亡している。
 1つの可能性として、アブデスラム容疑者が18区で自爆攻撃を遂行しようとしたが、何かの理由で計画遂行ができなかったということが考えられる。「もしかしたら、自爆ベルトに技術的問題があったのかもしれない」と警察関係者は語っている。(ロイター)