普天間問題でルース米大使に実務者協議開始は時期尚早ときっぱりと断られた!

・三条 健です。
・米軍普天間基地沖縄県宜野湾市)移設問題で岡田克也外相の提案に対して9日の会談で
ルース駐日米大使に実務者協議の開始は時期尚早ときっぱりと断られた。
鳩山由紀夫首相は10日夕、記者団に、同日午前に岡田氏から会談の報告を受けたと説明した上で、「決して(ルース氏から)何かを拒否されたわけではない。・・」と言っているが、
実態は実務者協議を開始するようなレベルでは無いと突っぱねられたことに変わりは無い。
・その場を取り繕うような余り格好よいことをへらへら言わないほうが良いのでは・・
・これほど重要な案件について、地元の説得に首相、外相、防衛相、官房長官など民主党は どれほどの努力をしたのか・・? 血の滲み出るほどの懸命な努力を何故しないのか・・?


〜〜〜〜メディア報道の一部 参考 〜〜〜〜

岡田克也外相は10日午後、米軍普天間基地沖縄県宜野湾市)移設問題に関し「私とルース駐日米大使の間でやりとりをしている段階だ。まだしばらくやりとりがある」と述べ、移設先に関する実務者協議の開始は時期尚早との見方を示した。神奈川県横須賀市で記者団の質問に答えた。
 ルース氏は9日、外務省で岡田氏と会談し、現段階では実務者協議に入れないと通告している。
 これに関連して鳩山由紀夫首相は10日夕、記者団に、同日午前に岡田氏から会談の報告を受けたと説明した上で、「決して(ルース氏から)何かを拒否されたわけではない。これから難しい状況が起こることに変わりないが、5月末までに米国の理解が得られるよう、最終結論を導いていきたい」と強調した。
 岡田氏も記者団に、「ルース氏から(米側の考え方の)説明を受け、私からいくつか質問をした」と説明。今後の協議に関しては「実務的に詰めればいいだけだ」と述べ、形式にはこだわらない考えを示した。

 今月12、13日にワシントンで開かれる核安全保障サミットの際の首相とオバマ米大統領との非公式会談に関しては「(普天間移設についての具体的な論議は)想定していない」と述べた。