日本経団連の重要なEEZ確保提言に、政府は真面目に、徹底的に、取り組め!

・三条 健です。
・中国の国家海洋局の海洋調査船「海監51」が5月3日午後、奄美大島北西沖約320キロの日本の排他的経済水域EEZ)内で、海上保安庁の測量船「昭洋」に接近、約3時間45分にわたり追跡してきたということです。
海外に対して広く徹底的に日本からの厳重な抗議情報を公表されたし。

・領土問題は重要であり、あとあと後悔しないように日本はもっと力を傾注しなければならない。つまり、予算をちょっと多くかけて人材含めて、力を入れる必要があろう。

・日本の権益確保に関する提言を日本経団連が政府に行っている。
国連海洋法条約で定められた領海(主権が及ぶ海域)の外側に位置するEEZ排他的経済水域)を確保し、大陸棚の延長をはかるべきだ」という内容を「新成長戦略」に盛り込むよう働きかけた。
この件は極めて大切な提言であり、政府は真面目にそして徹底的に取り組め!




〜〜〜メディア報道の一部<参考>〜〜〜

中国船、日本のEEZ内で海保船に接近 外務省が厳重抗議
2010.5.4 21:03

海上保安庁の測量船を追跡してきた中国の海洋調査船=3日午後3時ごろ、奄美大島の北西沖約320キロ(海上保安庁提供)
 海上保安庁は4日、中国の国家海洋局の海洋調査船「海監51」が3日午後、奄美大島北西沖約320キロの日本の排他的経済水域EEZ)内で、海上保安庁の測量船「昭洋」に接近、約3時間45分にわたり追跡してきたと発表した。海監51が調査の中止を要求したため、日本の外務省は4日、中国政府に厳重抗議した。
 海上保安庁によると、現場は日本のEEZ内で、地理的中間線から日本側に約40キロの東シナ海。同庁の測量船が活動中に外国船に接近され、調査中止を求められたのは初めてという。
 昭洋が地殻構造調査を行っていた3日午後2時ごろ、海監51が徐々に接近。最接近時は約1キロ弱の距離になった。同3時半ごろには、海監51が無線で「この海域は中国の規制が適用される海域だ」と主張し、昭洋に調査を中止するよう呼びかけた。
 昭洋は「日本の大陸棚であり国際的に正当な調査を行っている」と応答したが、その後も海監51は追跡をやめず、調査継続に支障が出たため、昭洋が予定を変更して奄美群島方向に向かうと、同5時45分にレーダーから消えたという。
 先月8日と21日には、中国海軍艦艇の艦載ヘリコプターが公海上海上自衛隊護衛艦に接近し、外務省が中国側に抗議している。