・男はなにごとも論理的に考えてから行動を起こすが、女性は本能から判断して行動するのである。

・中国人との生活を通じて、この不思議な民族の欺瞞と偽善を見抜くに至ったか。
予備自衛官となり、武道に励むうちに軍隊が悪であるという学校での刷り込みが間違っていることに目覚めたのか。
・沖縄という、いまだに反愛国、左翼猖獗の現場にあって沖縄人の不思議なメンタリティの謎に直面し、沖縄からメッセージを発信する。
・本能で本物と偽物をかぎ分ける力は女性のほうが優れている。
・男はなにごとも論理的に考えてから行動を起こすが、女性は本能から判断して行動するのである。







〜〜〜関連情報<参考>〜〜〜
書評「国防女子が行くーーなでしこが国を思うて何が悪い」    
宮崎正弘   2014.12.18
■愛国陣営に女傑四人見参 その熱血トークは今後、保守陣営に活力を与えそう
河添恵子葛城奈海、赤尾由美、兼次映利加『国防女子が行くーーなでしこが国を思うて何が悪い』(ビジネス社)>

女傑四名がそろい踏み、国防の重要性を説くからには男子よ、しっかりせよという内容かと思えば、経済、教育、メディア、沖縄までを論じて平和ぼけニッポンに警告する「女子力」が炸裂する毒舌トークである。
 それぞれがなぜ愛国陣営にはせ参じるに至ったか、その個人的経歴をかたるところが面白くもあり、また戦後の教育の弊害、というより平和主義の洗脳をいかに克服したかという精神史の履歴を興味深く読んだ。四名ともに独創的な美人である。そのうえ和服姿の表紙だ。
河添さんは、愛国家庭環境ですくすく育ったのに、なぜ中国に留学したのか。 中国人との生活を通じて、この不思議な民族の欺瞞と偽善を見抜くに至ったか。

左翼思想にどっぷりつかっていた葛城さんは、なぜ志願して予備自衛官となり、武道に励むうちに軍隊が悪であるという学校での刷り込みが間違っていることに目覚めたのか。

 そして奈海さんは「頑張れ日本! 全国行動委員会」の一員として尖閣に十五回も渡航した。

赤尾さんは、赤尾敏の姪であることを誇りにしてきた。そしてブータンに惹かれて行った先でプータン人男性と恋仲になり、父親が急死したためにアルミ工場の経営を引き継いで、経営者としての実践から現場で経済、教育、愛国理解をふかめていく。

一番若い兼次さんは、沖縄という、いまだに反愛国、左翼猖獗の現場にあって沖縄人の不思議なメンタリティの謎に直面し、沖縄からメッセージを発信する。

四者四様の活動歴ににじみ出てくる憂国の心情と、行動しなければおさまらないという愛国女性はこうした始源的動機をもとに言動を活発化させるから、たじたじになる男性もいるだろうなぁ。

 それにしても昨今は国民集会などへ行くと、男性顔負けの女傑が急増している。本能で本物と偽物をかぎ分ける力は女性のほうが優れている。

男はなにごとも論理的に考えてから行動を起こすが、女性は本能から判断して行動するのである。