連戦は狐につままれたような表情で、このお笑いのようなイベントにコメントせず、むろん授賞式に出席しなかった。

・世界中の誰もが中国が唱える平和を信用せず、受賞はむしろ不名誉で迷惑と認識している。
・第六回は日本の村山富市元首相とジンバブエムガベ大統領に授与されることが決まったが、村山の辞退に引き続き、かのムガベさえもが、辞退した。
・中国から援助をしこたま貰ったばかりか、ジンバブエでの大統領選挙丸抱えの中国に対して、ムガベは受賞拒否という忘恩の態度で応じた。
・第一回の受賞者が台湾の国民党政治家、連戦(国民党名誉主席、親中統一派)だった。 連戦は狐につままれたような表情で、このお笑いのようなイベントにコメントせず、むろん授賞式に出席しなかった。






〜〜〜関連情報(参考)〜〜〜
お笑い、中国の孔子平和賞   
宮崎正広   2015.11.02
■さすがのムガベも受賞を辞退。過去にはプーチンカストロも出席せず
 中国の主催する「孔子平和賞」って、ノーベル平和賞劉暁波に対抗して、急遽でっちあげたシロモノで、賞金も僅か10万元。
 2010年12月に「突如」設立が発表され、しかも第一回の受賞者が台湾の国民党政治家、連戦(国民党名誉主席、親中統一派)だった。
連戦は狐につままれたような表情で、このお笑いのようなイベントにコメントせず、むろん授賞式に出席しなかった。
 その後、この孔子平和賞なるものの選考は中国政府系の機関を離れ、香港の「孔子平和研究所」とかいう民間団体に移管された。
  第二回の受賞はプーチン、参回目はアナン国連前事務総長、四回目は釈一誠とかいう中国仏教界指導者という写真も公表のされなかった人物になった。これで世間から忘れ去られたと思われた。
  第五回目は鳩山由紀夫の名前も挙がっていたが、キューバカストロに決まった。カストロ議長さえ、授賞式に出席しなかった。
 そして第六回は日本の村山富市元首相とジンバブエムガベ大統領に授与されることが決まったが、村山の辞退に引き続き、かのムガベさえもが、辞退した。
  漫画にもならない。あれほど中国から援助をしこため貰ったばかりか、ジンバブエでの大統領選挙丸抱えの中国に対して、ムガベは受賞拒否という忘恩の態度で応じたのである。
 それもこれも、世界中の誰もが中国が唱える平和を信用せず、受賞はむしろ不名誉で迷惑と認識しているからだろう。